日本三大随筆の一つ兼好法師の『徒然草』をご存じでしょうか。 中学や高校でも取り上げられる、メジャーな作品ですよね。 昔は全くといっていいほど興味がなかったこの作品に魅了されたことを、私自身が一番驚いています。 随筆なんて、誰かがテキトーに書いたこと読んでどうすんの?って感じですね。 ただ、結婚して、子どもができて、30を過ぎた今。 沁みるんですよね~。 700年以上前に書かれた中年おじさんのブログみたいなこの作品が。 誰かに読まれるつもりではなく、暇つぶしに本音を書いてみました、っていうのが妙に核心をついてるというか。 おっさんええこと言うな~みたいな。 悩みを抱える30代の女性が屋台のおでん…