大河ドラマで鎌倉時代(1185-1333)を扱った作品は2本ある。『草燃える』(1979)と『鎌倉殿の13人』(2022)である。 草燃える - Wikipedia 大河ドラマ 草燃える 〈第17作〉 |番組|NHKアーカイブス 鎌倉殿の13人 - Wikipedia 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 〈第61作〉|番組|NHKアーカイブス これらを見て思うことは「鎌倉時代は血で血を洗う抗争の歴史」だということだ。後者の脚本家三谷幸喜(1961-)はその雰囲気を薄めるためにコメディ観を強めているようにも感じられる。 源氏一族は小学生の頃から習っているように三代で滅びる。頼朝は落馬して、頼家は修善寺で…