下戸の建てた蔵はない(げこのたてたくらはない)意味酒の飲めない下戸が、その酒代をためて蔵を建てた話は聞かないということ。酒を飲まずにいたところで財産ができるものではないと、酒飲みが下戸をからかうことば。また、自己弁護のことば。 中学の、英語の副読本で似たようなお話があったのを思い出します。 二人の男が街中を歩いていて、一人がもう一人の喫煙や飲酒をいさめています。「君が煙草や酒をやってなければ今頃、あそこのビルを持っているだろうよ」 もう一人が煙草をふかしながら「君はあのビルを持っているのかい?」 品行方正な男は憮然として「いや、まだ持ってはいないが、、」 飲酒喫煙男が得意そうに「そうだろうとも…