【他力念仏の極意】蓮如教法における「機法一体」の意味と、人々の心を動かした言葉の力 投稿日: 2026年5月17日 | カテゴリ: 浄土真宗の安心 今回は、私たちの信心の根幹であり、他力念仏の味わいの極みともいえる「機法一体(きほういったい)」という言葉について、その歴史的な誕生から蓮如上人の伝道における意義まで、ともに味あわせていただきましょう。 1. 「機法一体」の言葉の初出 「機法一体」という四字熟語は、親鸞聖人の著作には一度も登場しません。この言葉が歴史上、初めて文字として記録に現れる(初出)のは、14世紀前半に成立したとされる著者不詳の仏教書『安心決定鈔(あんじんけつじょうしょう)』…