リスト::外国の映画::題名::さ行 (原題)The Pianist
第二次世界大戦の最中、ナチスドイツの占領下にあったワルシャワで、さまざまな迫害を受けたユダヤ人ピアニストの実話を、同じくユダヤ人居住区を命がけで脱出した経験を持つロマン・ポランスキー監督が映画化。 カンヌ国際映画祭パルムドール(最優秀作品賞)、2003年第75回アカデミー賞監督賞・主演男優賞(エイドリアン・ブロディ)、脚色賞受賞。
戦場のピアニスト [DVD]
2002年公開の「戦場のピアニスト」のリマスター版。カンヌ映画祭パルムドーム賞など数々の賞を受賞したした名作である。 実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの著書が原作。ナチスのホロコーストから逃れ、生き延びた実話による。 ショパンのノクターン20番が流れる映画ということは知ってはいたが、観たのは初めてだった。 ピアノを弾くシーンが多いのかなと期待していたのだけれど、それは最初と最後くらいで、シュピルマンがナチスの目を逃れて潜伏するシーンがほとんどだった。もっとも、潜伏しているので音は立てられない。仕方ない。 ピアノを弾いていた手の出演は、ポーランドのピアニスト、ヤノシュ・オレイニチャ…
今回の映画は「戦場のピアニスト」です↓。 www.youtube.com 第二次世界大戦勃発から終戦までのポーランド ワルシャワにて、ユダヤ人ピアニストのシュピルマンによる逃避行を描く。ノンフィクションでアカデミー賞もいくつかの賞を受賞している作品です。開始数分から波乱です。 戦争映画(とSF映画)好きで昔の名作から最近のものまで有名なものは割と片っ端から観ている私だけど、そうなると以前観た「シンドラーのリスト」のようにやはりホロコーストが関わる作品に必ず当たるのよね。そしてその度に「ヤバいもの観ちゃったな……軽い気持ちで観ていいものじゃないな……」ってなる。「えッ!?」ってなるほどの展開がい…
今年の5月に、私は以下のBlog記事を投稿していました。 hiratea.hatenablog.com これを書いた時期、実は以下の公演の出演が決まっていました。 saoshitakazumi.com プログラムを知った時、思わず 「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズをするんだ!」 なんて驚いたのでした。 プログラム発表当時、実はこの曲をピアノ独奏版で演奏予定で、オーケストラの出番はなかったのでした。 ソリストの希望やからなあ、と思っていて、オーケストラの一員としてこの曲を演奏することを諦めていた私、 6月にソリストさんと演奏の仕事で共演。 その際、勇気を持って提案してみたのでした…
★この記事を読むと、第二次世界大戦におけるワルシャワを舞台とした映画『戦場のピアニスト』を観たくなります。 ★詳細はこちら→『戦場のピアニスト - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『ロマン・ポランスキー - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};…
2002年の非常に古い映画ですが、 日本では2003年に公開された「戦場のピアニスト(原題:The Pianist)」は、 当時の私には大変にショッキングな映画であり、 簡単にはここで映画の内容は表現できないほどの、 あまりにも深遠な意義深い映画です。 私はこの映画の原作も読みましたから、 映画の内容はよく記憶しているところですけれども、 私が語るよりは、手抜きですけれども、Wikipedia記事で紹介の方がいいかと思います。 ja.wikipedia.org 劇中の音楽、舞台がポーランドということもあって、ショパンの作品の割合が非常に多いのも納得。 そして、映画のエンディング、このエンドロー…
<映画の感想> 公開前から話題になっていて、アカデミー賞を3部門獲得した作品です。 この作品は多くの殺戮シーンが出てきます。中でも、車椅子の老人がナチスの親衛隊員によって窓から突き落とされるシーンは目をそむけそうになりました。約80年前に実際に行われていたとは信じがたい出来事が次々に起こるにもかかわらず、淡々とストーリーは進行していきます。 最後のドイツ人将校の前で弾くピアノシーンは予告編などで知っていたので、ああここで来るのかという感じでした。やっぱり予備知識なしで観て、観終わってからいろいろ調べるほうが私には向いているようです。 最後に、この映画はドイツ語の知識があったほうがよりよく観られ…
「性犯罪者の撮った歴史的に価値のあるアカデミー賞作品」 2003年3月23日。 イラク戦争が始まった直後に行われた第75回アカデミー賞では、ホロコースト下のワルシャワを描いた映画『戦場のピアニスト』が作品賞を含む7部門にノミネートされ、うち監督賞、脚色賞、主演男優賞など3部門で受賞した。 ホロコーストを描いた映画としては、『シンドラーのリスト』など以前にも存在した。しかし本作はワルシャワでホロコーストを実際に生き抜いたロマン・ポランスキーによる作品である。 実話をもとに戦時下での人間の悪行、そして地獄の中でも人間性を失わなかった実在の人物たちを描いたこの映画は映画史上に置いても類を見ない傑作で…
ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノリサイタル。大阪・福島のザ・シンフォニーホールで聴いてきました。 はじめに演奏されたショパン「幻想ポロネーズ」は愛してやまない曲。ポロネーズという曲種はどちらかといえば苦手で、一つにはABAのわかりやすすぎる形式のため、一つにはポロネーズ特有のタンタカタッタンタンのリズムがつねに顕在して、ときにはうるさいほど執拗にきこえるためなのですが、ショパンのこの曲に限っては形式的にも予断を許さないし、ポロネーズのリズムも、確かにそこに伏流していてもごくたまに顔をのぞかせるだけで、それは水面近くを泳ぐ魚がときおりぴしゃんと跳ねたり、踊っている女性の裳裾からときおりちらっと脚…
2022.12.28 今年の予定は残すところあと2日。 すべてが終わって今日はまったりしてます 明日は仕事。最近は仕事納めのピザパーティー🍕があったんだけど、 今年はコロナ拡大中なのでパーティー🍕取り止め ご馳走が配布される予定です 朝から固定電話にTELがあったので誰かなと思ったら、 警視庁からでした。 「板橋区内で電話でのオレオレ詐欺が多発してるので 気を付けてください。 ATMのそばで携帯もしないよう気を付けてください。」 との連絡でした。 わたし、過去に100万円取られた事があるんです。 過去ログだけど、その顛末をすべて書くのに3日間費やしました 大変な事だったけど、 何もなかったら経…
〇感想・見どころ 主人公であるシュピルマンたちの、ゲットーでの悲惨な生活状況がとてもリアルに描かれていて、戦争の悲惨さを痛切に感じた。そこでは、人が驚くほど簡単に次々と殺され、多くの場面で道端に死体がいくつも普通に転がっている…過去に実際にあったとは思えないそれらの光景は、直視するのも辛く、観ていてとても胸が苦しくなった。また、自分も明日には殺されるかもしれないという緊迫感が、常に画面越しからも伝わってきて、全体を通して演出が素晴らしかった。 本作は、実在の人物の実体験が元になっていることからも、戦争の悲惨さと歴史の過ちを知るうえで、誰もが見るべき作品であること間違いない。当時、カンヌ国際映画…
12/2(土)、ロマン・ポランスキー監督「戦場のピアニスト」を映画館にて鑑賞した。 ポーランドの音楽家であるウワディスワフ・シュピルマンを主人公とし、彼の第二次世界大戦における経験を描いている。実話を基にしているらしく、シュピルマン本人による著作『戦場のピアニスト』(春秋社・佐藤泰一訳)や、『「戦場のピアニスト」を救ったドイツ国防軍将校』(白水社/ヘルマン・フィンケ著/高田ゆみ子訳)という本も出版されているらしい。 1939年のナチス・ドイツによるポーランド侵攻により開戦した第二次世界大戦において、ピアニストとして活躍していたシュピルマン含む多くのポーランド人の生活が変わっていく様を時間の経過…
土曜日。宇野昌磨のスケートを観てたら自分のお気に入りの曲がテーマになっていてはっとする。解説音声オフで観てたため何もかもが美しく、茫然自失。 羽生さんより宇野昌磨が好きだ。飄々としている。楽しそうだ。スケートとかサッカーとかを眉間にしわ寄せてやんなよ、と思うのだ。もう引退してしまったダビド.シルバやアグエロも、いつも楽しそうに笑っていた。 「たまさかこの遊びが得意だし好きなのでやってます。何か知らんけどみんな喜んでくれるし」と思ってそう。そんな気がする。エゴが薄め。 曲の名は『Spiegel im Spiegel』鏡の中の鏡。旧ソビエト、現エストニアのものだそう。宇野昌磨チームによる『Spie…
source: Netflix.com Hi !! Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。 この記事では2023年11月に配信されたNetflixドラマ「すべての見えない光(All the Light We Cannot See)」を観た感想をネタバレありでやっていきます。 ネタバレを含むのでまだ観ていない方はご注意を! お久しぶりです。 記事を書くのも数ヶ月ぶりだし、このシリーズも配信から時間が経ってるので需要はなさそうですが良ければ見てってください。 では、早速行きましょう! <スポンサーリンク> // ネタバレなし|このシリーズの注目ポイント 主な登場人物 マリー ヴェルナー…
映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は436本目。タイトルはS・クレイグ・ザラー監督による、2020年日本公開作品「ブルータル・ジャスティス」。特典映像としては、「第1部 犯罪心理」「第2部 犯罪行為」「第3部 犯罪の同時発生」「ヒット映画の世界に挑む映画の創造」「予告編【日本版・海外版】」で、計51分が収録されている。「第1部 犯罪心理」では、S・クレイグ・ザラー監督が「『トマホーク』を撮り終えたあと『デンジャラス・プリズン』を撮ったが、私は犯罪小説の大ファンでその類の話に詳しかったから、次に『ブルータル・ジャスティス』の構想を練り始めたんだ。面白いことに…
こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 仕事人間でしたがきっつい上司に潰され半年くらい休職した経験があります。 休職期間中は仕事のことを一切忘れて、デスメタルTシャツを着込んで、デスメタルを聴きながら療養していたんですよ。 さて休職して自分と向き合う時間ができたので平成の振り返りをしたいんですが、僕にとって平成の30年間(から令和の現在まで)ほぼどっぷりヘヴィメタルを聴いて過ごしてきたんですね。 そこで平成の回顧録的観点から、もはやクラシックだが色褪せないヘヴィメタルの名盤を紹介します。 歴史は風化したり断絶したりしますが、優れた作品を聴いた時の衝撃は鮮烈に思い出されます。 …
こんにちは。 今日は名古屋に帰ってきたが、秋に少し出版の手伝いをした春秋社の『戦場のピアニスト』の献本をもらっていた。近く読んでみるつもりだ。 『戦場のピアニスト』はナチス支配下のワルシャワでの、ピアニスト シュピルマンの話で、とんでもない環境でも、人間らしい人や活動があったということがよく分かる作品だ。僕も前に見ていたけど、今回もう一度見直しました。「シンドラーのリスト」と同じく、オススメ。 www.youtube.com 原作は(ウラジスラフ、 いや 間違い! これはロシア人名だわ。じゃなくて、ウワディスワフとポーランド語は発音するらしい) ウワディスワフ・シュピルマンの『ある都市の死』と…
偶然通りかかってくださった皆さま、こんにちは。最近、寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。 今回はアロマに全然関係ない個人的な趣味の話になるので、興味のない方はすみません。 先月、紙面でも大きく取り上げられてた【ダンサー史上初武道館】ライブを大成功!!でおさめたs**t kingzの話をします。 おそらく、いつも通り長いと思いますので、興味のある方、時間のある方は読み進めてください。笑 まず、武道館ライブ、配信組やったんですけど、配信でも超楽しかった!!現地の皆さまと同じ反応を画面のこちら側でしてましたよ、本当に。 youtu.be 前半は FFP feat.C&K から始まり、私の…
PLUTOを観るためにNetflixを契約した。 1話60分でやってくれるから、話題のアニメに比 べて間がちゃんと生きてるし濃い体験ができる。 浦沢直樹先生がPLUTOに乗せたテーマは本当に美 しくて惚れ惚れする。 ノース2号とダンカンの出会いと別れ。 神秘的な感情の邂逅があったようにも見えるけど 実は感情の共有なんて一度も起こらなかったと思 う。あくまでロボットの感情はデータなので人間 が知っている本物の感情には出会えない。 あくまでピアノの旋律は人間を人間たらしめ、 ロボットをロボットたらしめたに過ぎない。 だけど、ロボットも"美しい"と感じたことは事実 である。その在り方が違ったとしても…
www.shochiku-tokyu.co.jp『ローズマリーの赤ちゃん 』(1968)、『戦場のピアニスト』(2002)などのロマン・ポランスキー監督による作品。 元英国首相ラングの自叙伝執筆を請け負ったゴーストライターの男が、重大な機密を知り大きな問題に直面する姿が描かれます。 ロバート・ハリスによる同名小説をポランスキー監督がサスペンスフルに表現。秘密を知ってしまい追われる男の姿を緊迫の映像で見せています。 主人公のゴーストライターをユアン・マクレガーが、秘密を抱えた元英国首相をピアース・ブロスナンが好演。作品のシリアスさをさらに迫真のものに変えています。 ベルリン国際映画祭やヨーロッパ…
テレビはとうぜんインターネットで得られる情報などというものも何等アテにはしていないために、時局にはうとい。その一種の怠け癖にはまた、凝り性であることも一因としてあるのであって、ひとつの時事に半端に首を突っ込むことを、私はうとんじているのである。どうせ興味をもったのならば、図書館で書誌をあさって、関係する文献からノートをつくる、ということをしなければ収拾もつかなくなるのを、みずからの無知を知っているがゆえに、なにかを聞いて知ったふうになることが、嫌なのである。それが災いして、ろくろく世間を騒がせているニュースも知りはしないのだったから、ひどいものなのであったが。 スタジオの外で、放送局で働く老ピ…
「ホロコースト論争」動画を論破する(1) 「ホロコースト論争」動画を論破する(2) 「ホロコースト論争」動画を論破する(3)-1 「ホロコースト論争」動画を論破する(3)-2 「ホロコースト論争」動画を論破する(4) 「ホロコースト論争」動画を論破する(5)-1 「ホロコースト論争」動画を論破する(5)-2 「ホロコースト論争」動画を論破する(6) 「ホロコースト論争」動画を論破する(7) 「ホロコースト論争」動画を論破する(8)/おわりに 「「歴史修正主義」の驚愕の「起源」とは?「ホロコースト論争」4/20 これが「論争の基本構図」!」と題された動画を論破する。 (1)歴史上最初の歴史修正主…
「ホロコースト論争」動画を論破する(1) 「ホロコースト論争」動画を論破する(2) 「ホロコースト論争」動画を論破する(3)-1 「ホロコースト論争」動画を論破する(3)-2 「ホロコースト論争」動画を論破する(4) 「ホロコースト論争」動画を論破する(5)-1 「ホロコースト論争」動画を論破する(5)-2 「ホロコースト論争」動画を論破する(6) 「ホロコースト論争」動画を論破する(7) 「ホロコースト論争」動画を論破する(8)/おわりに 「戦後最大のタブー!「ホロコースト論争」完全解説3/20 強制収容所での防疫、医療について。収容所の囚人の死者数の合計について。」と題された動画を論破する…
全3項目 ●代表作 ●「映画に毛が3本! (KCピース)」で語った主な映画93本 ●「twitter(@daiouworks)」より7本 「トトのイタリア自転車レース」より 全3項目 ●代表作 漫画「セクシーボイスアンドロボ」、 「茄子」、 「大日本天狗党絵詞」等 | 漫画家として活躍する黒田硫黄が語った・影響を受けた・好きな映画。 ●「映画に毛が3本! (KCピース)」で語った主な映画93本 ※◆…「大」以前 ・ ・あとがきで名を挙げた好きな映画15本 レ・ミゼラブル クロード・ルルーシュ…1995年。舞台を20世紀に置き換えた第二次世界大戦、人種問題、時代に翻弄される人々 スターシップ・…