朝に昇る夜明けの月 昨日一昨日は昼間晴れていた分だけ、朝は放射冷却で冷えていましたね。 日の出にはまだ遠い朝 5 時、東に向かう車のフロントガラスには、それはそれは細い月が見え続けていました。今朝の月齢は「28」。もしこれが明日だったら、新月で何も見えないところでした。 もっとも、たまたま目に入ったというだけでは多分記憶に残ることは無かったと思います。けれど通勤の小一時間、ずっと景色の一部になっていると、意識することのなかったものが、自分の中で少しずつ形を取り始めます。例えば、「そう、こういうのを『有明の月』と言うのだろう」、など。 月と歌 月は、今も昔も様々な形で歌に詠まれていますが、待てど…