💠藤原実方(51番) 後拾遺集 恋一・612 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを🌿 〜こんなに恋い慕っているということだけでも あなたに伝えたいのですが、 伝えられない。 あなたは知らないでしょう。 伊吹山のさしも草のように 燃え上がる私の思いを。 藤原実方が清少納言の恋人でもあったと言われています。 💠 藤原実方 💠 ふじわらのさねかた (生年不明~~998年 貞信公の曾孫 左近中将であったが、 御所で 藤原行成といさかいを起こし、 その冠を地に投げ捨てた罪で 一条天皇の勘気にふれ、陸奥守に。 当時、冠を投げ捨てることは、 最大の侮辱にあたります。 ↑リンクよ…