NHK日曜美術館を見ていたら大阪市立美術館で開催中の日本国宝展で唐招提寺の鑑真和上像の展示が今日までと言うので慌てて予約して行ってきた。まあ、月並みだが、凄さにずっと圧倒され続けた2時間だった。 入場するといきなり長谷川等伯の四面の楓図と円山応挙の六曲一双の「雪松図屏風」がお出迎え。ちょっと待ってくれ、確かに国宝展だが心の準備ができてなかった、と思うまま人波に押されて見ていくのは国宝ばかり。 その中でも初めて見て凄い!と思ったのをいくつか書くと; 1.狩野永徳「唐獅子図屏風」16C:よく教科書に載っている見馴れた獅子の屏風、と思ったら大間違い。まずその大きさ迫力にたまげる。少し遊び心もあるそん…