『源氏物語』32帖 梅枝(うめがえ)明石の姫君の成人式光源氏39歳春 太政大臣時代 [明石姫君の裳着]2月、六条院では、明石の姫君の裳着の準備に忙しく、光源氏が薫物合わせをしていました。その時、前斎宮から、梅の枝に結ばれた手紙と瑠璃の香壺が届きました。薫物合わせの後、管弦の遊びで弁少将が「梅が枝」を謡う。その美声は素晴らしいものであった。 ※裳着とは女性の成人式にあたる儀式であり、初めて正装し、一人前の女性として認められる。 ※薫物合わせは、各自が独自の香を持ちよってそれぞれの香りを鑑賞したり、その香りのイメージに合わせた和歌を詠んだりするもの 巻名は宴の席で弁少将(内大臣の次男、後の紅梅大納…