雑誌「公募ガイド」は小説のインデックスに入った。それで、あるページを見たら目が点になった。副賞1200万円とある。嘘だろ? 桁が違うんじゃないの? 芥川賞だって100万円だよ。 副賞に1200万円も出す太っ腹はどこだ。宝島社『このミステリーがすごい!』大賞だ。それだけミステリー作家発掘に力を注いでいるのだろうが、あまりに破格な賞金にびっくりしてしまいました。そんなことで採算があうのだろうか。 前回は475編の応募があったというから、それなりに賞金狙いの書き手がいらっしゃるのでしょうね。そういう人たちは他の類似した賞にも応募しているのだろうか。同じ見開きページだけでも、500万とか300万とかい…