こちらも、昭和30年代にフォーカスした展覧会。先の「たばこと塩の博物館」に続き。 シンクロニシティか、それとも流行っているのか? 展示の仕方が面白い。 テーマは風景。 一つの場所の往時の写真、現代の写真、加えて(やはり)同じ場所を描いた『堀潔』の水彩画と三つがセットになり並んでいる。 水彩画は三十年代よりも更に前のものもあり、時代の変遷による変化が、よく理解できる。 古い写真や画の景色は、自分が東京に出て来るよりも遥かに前。 それでも記憶と重なる部分もあり、郷愁を誘う。 入り口近くには古地図が貼り出され、取り上げられている場所がマッピングされる判り易い案内。 また、神楽坂・新宿等の各地区も同様…