去年ノーベル文学賞を受賞した韓国のハンガンさんの『少年が来る』(クオン 2016年)を正月に読んでから、何となく彼女の作品をもう一冊読んでみたい気持ちがありました。 ハン・ガン『少年が来る』 - ペンは剣よりも強く 今朝の毎日新聞の書評欄で、作家の角田光代さんがハンガンさんの別作『涙の箱』を紹介しています。帯には「大人のための童話」と書かれているそうですが、涙を集めて売る人、そしてそれを買う人……そんな話の中にどんな「寓意」が潜んでいるのか、興味をおぼえます。 角田さんはこう書いています。 今週の本棚:角田光代・評 『涙の箱』=ハン・ガン著、きむふな・訳 | 毎日新聞……もしこの物語を、本国(…