「墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便」 「墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便」飯塚訓 本書は1985年8月12日、520人が亡くなった日航機墜落事故の遺体の身元確認作業をつづっている。 著者は事故当時、群馬県警察官で、身元確認班長。 遺体の身元確認作業は8月14日から12月18日までの127日間にわたって行われ、検視数2065体(バラバラになった遺体があるため人数より多い)のうち688体518人の身元が確認された。 遺体の検屍、身元確認の様子がくわしく書いてある(読書メモ参照)。 ここにくわしくは書かないが、墜落の衝撃で、肉や骨が飛び出して皮だけになった遺体とか、前席の人の体に後席の人の体がめ…