マンネリズムは作家にとってのマイナスイメージだと思われがちですが、自分にしかわからない些細なズレや微細な変革など思索を重ねているとしたら楽しく、そこから抜けなければという強迫観念はありません。 このところ2枚に一枚は出て来る列車のような乗り物。そして子どもと動物が混在する世界。 「荷台のヒヨコ」Chicks on the carrier 下の以前の作品を発展させた訳でもなく、進化させてもいません。脇道を探して好きで描いてしまうだけです。 なので、マンネリズムに陥っているという感覚は全くなくて、ただただ楽しい。 きっと同じ目的地まで歩く場合に気まぐれでルートを変えたら気分が変わるのに似ています。…