本の紹介文、ブック・レビュー。 通常はいわゆる新刊本について行われることが多く、読者の書籍選びにあたって参考に供する意味を持つ。
ニッポンの書評 (光文社新書)
関連リンク 書評 - Wikipedia 好書好日|Good Life With Books http://www.yomiuri.co.jp/book/review/ 書評サイト-本スキ。 ビジネス書の書評・要約まとめサイト bookvinegar-ブックビネガー HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介 読書家:1日1冊以上読書しています! 元々は読書大嫌い 本のジャンルを問わずレビューしてます。 ぜひ、読者登録お願いします! 源氏物語の紫の上は定子だった? ~新・紫の上正妻論~: 「4人の姫の魔法の公式」で源氏物語がスラスラ簡単に読める! 主題・構成・紫式部の真意がスッキリ分かる! (定子の公式シリーズ) 作者:二条あつこ パブフル出版 Amazon こんな人におすすめ!○源氏物語が好きな人○ドラマ「光る君へ」を楽しんでいる人 今回は、二条あつこさんの『源氏物語の紫の上は定子だった? ~新・紫の上正妻論~』を読んでいこうと思います。 実は古典が好きな私。 源…
近所で有名な「むらさきのスカートの女」。頬にはシミが浮き出ており、肩まで伸びた黒髪はツヤがなくてパサパサしている。いつも紫色のスカートを穿いているから、いつしかこの呼び名が定着していた。本作はそんな「むらさきのスカートの女」を軸として描かれる「何かおかしい」物語である。 本作の語り手は「むらさきのスカートの女」ではない。彼女と友だちになりたいという「黄色いカーディガンの女」の視点で物語が進んでいく。 語り手は「むらさきのスカートの女」が仕事を探していること、就職活動に苦戦していること、電話口で選考落ちを告げられたこと――など、「むらさきのスカートの女」の一挙手一投足をつぶさに把握している。語り…
本が好きとは?「本が好き!」は、日本の書評サイトであり、書籍や読書に関する情報を提供しています。このサイトでは、様々なジャンルの書籍についてのレビューや感想、読書イベントの情報などが掲載されています。読書愛好家や書評家が自身の読書体験や感想を共有し、他の読者と交流する場として利用されています。また、新刊書や話題の書籍に関する情報も提供され、読書を楽しむ人々にとって有益なコンテンツが豊富に揃っています。スクレイピングツールの概要ScrapeStormとは、強い機能を持つ、プログラミングが必要なく、使いやすい人工知能Webスクレイピングツールです。違う基盤のユーザーに二つのスクレイピングモードを提…
魔女と過ごした七日間作者:東野 圭吾KADOKAWAAmazon このシリーズ最初の「ラプラスの魔女」は、 著者80作目の作家デビュー30周年記念作品ってのが売りだったのに、 残念ながら得られるもののない作品だった。 そのせいで、次作の「魔女の胎動」は迷わず見送った。 この流れだと今回も当然見送るはずだったんだけど、 まさかの記念すべき著作100作目だということだし、 このタイトルで少年の冒険物ってことであればと、 読むことにはしたんだけど…… 結局やっぱり自分としては得られるもののない作品だった。 少年の冒険と云っても、中三だったし、成長物語ってほどでもない。 年上の女性とのドキドキ感もほと…
目次をざっと眺めて、特に読むところがない本だった。 トップ0.1%の超富裕層だけが知っている お金の哲学 (中経出版) 作者:掛越 直樹 KADOKAWA Amazon このなかに、「大金持ちは、2,000円以上の翻訳されたビジネス書を買う」という項目があった。ここでの大金持ちとは金融資産5億円以上らしい。 小金持ち以上、大金持ち未満の自分の場合、「翻訳されたビジネス書は、英語の原書が安ければ原書を買う」である。 ただ、ぶっちゃけ英語のビジネス書は難しい語彙や言い回しもたくさんあったりして、理解できない文章も多い。自分の仕事に関係する英文だったら、特に苦労せずに読めるんだけど・・・。 今は以下…
この本はとてもよかったのでおすすめ。 失敗の科学 作者:マシュー・サイド ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 失敗しなければたどり着けない高みがある、というのが勇気づけられる。製品のノズル形状も、流体力学を駆使した設計よりも、試行錯誤による方法の方が最適な形状が見つけられた、といった事例などが掲載されている。 日本ではいかにミスをしないかが重視され、ミスをすると厳しく責め立てられる。そんな環境で育ってきたので、FXをしていてもトータルのリターンではなく、いかに勝率をあげるか(ミスをしないか)にやっきになってしまう。また、自分のミスを認めたくないから損切りもできない。 「失敗してもえ…
結局、人間の脳もアルゴリズムに従って動いているのだからハックしうる(されうる)、というのはホモデウスにも書かれていたとおりで、実際そうなんだろう。 裏道を行け ディストピア世界をHACKする (講談社現代新書) 作者:橘玲 講談社 Amazon でも、対人関係とか営業活動とか恋愛関係とか、ハックとか考えて生活してたら疲れません?面倒くさいわ。 自分なんかは毎日グーグルさんのサービスを利用して、そうとう脳をハックされているはずなんだけど、あまりお金を遣っていない。広告ビジネスなんだから消費者に金を遣わせてなんぼやろ。もっと頑張れよ、と。 ランキング参加中FIREムーブメント‼︎
富裕層には経営者や開業医が多いらしい。 図解 富裕層ビジネス 最前線 (中経出版) 作者:小林昇太郎 KADOKAWA Amazon 経営者が金持ちなのはよいと思う。自分でリスクをとって起業したり、厳しい競争をサバイバルしているのだから。 開業医が金持ちというのはおかしくないか?勤務医の方が明らかに大変そうなのに。自分の家族を何時間も立ちっぱなしの手術で治してくれた勤務医の先生を思うと、腹が立つ。 規制に守られてぬくぬくと稼いでいる既得権益層なんて滅んでしまえ。単なる僻みだけど。 ランキング参加中FIREムーブメント‼︎
この本を読んで衝撃を受けたのは、世の中の3分の1の人は、文章を読んでまともに意味を読み取れないという事実だった。 もっと言ってはいけない(新潮新書) 作者:橘玲 新潮社 Amazon 自分の周りにはそんな人が見当たらないので全然実感がないのだが、普段接する人にはいない、というだけなのかもしれない。 こんな事実を知ると、ブログ執筆よりYouTuberの方が稼げる理由がわかる。そもそも3分の1を対象から取りこぼしているのだから。 ランキング参加中FIREムーブメント‼︎
#今夜全てを告白しますスターツ出版Amazon しょうもな。 こんなどんでん返しで満足できるのなら、 本当に幸せな人だとすら思えるよ。 ネットやSNSの世界では、なりすまし含めて、 その正体が誰かなんて、不透明で当たり前のもの。 そんな話ばっかりで、読んでて辛くもなる。 正直、時間の無駄。採点は5点。 ところで、スターツ出版って、存在すら知らなかったんだけど、 巻末の「人気の単行本」リスト見て、なんか気持ち悪くなってしまった。 映画化されて、若者に売れた「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」も 含まれてるんだけど、それ以外も全部が全部ってほど、そんな感じのタイトル。 じじい世代にとっては、見…
お寺の掲示板 諸法無我 作者:江田智昭 新潮社 Amazon 「お寺の掲示板 諸法無我」 江田智昭(著) 新潮社 内容 コロナ禍だからこそ、掲示板の破壊力は増す! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 先日ご紹介した「お寺の掲示板」シリーズの2冊め! コロナ禍のお寺の掲示板をまとめたものをご紹介いたします! 今回も面白く、ハッとさせられました(^ω^) ストーリー性があるものではないので、1冊目を読んでいなくても全然問題ありません! 一応下記に1冊目をご紹介した際の記事を貼っておきます☆ chiwawatan.hatenablog.com 「お寺の掲示板 諸法無我」 江田智昭…
LINEのオープンチャットで紹介されていて、書評読むの好きなのでダウンロードしました♪ Amazon商品説明 2021年4月8日から、2023年7月21日の間に書評投稿サイト「本が好き!」にてアップした書評100冊分を再編纂し、1冊の本にまとめました。個人的な評価が高い本、そうでもない本など色々ありますが、新たに手に取る本の参考になりましたら幸いです。 目次はじめに第1章 新書第2章 文庫本(ノンフィクション)第3章 文庫本(フィクション)第4章 単行本(ノンフィクション) 4-1 ビジネス書 4-2 実用書 4-3 14歳からの世渡り術シリーズ第5章 単行本(フィクション)第6章 その他(旅…
・健康に関しての書籍! どうも管理人のポポリッチです。 当ブログの書評。健康についての内容。何冊か紹介しています。 今回の内容はアルコールについて。書名はお酒やめようかなと思ったときです。これは2つの意味がございます。 1つは禁酒。もう1つが断酒。多様な視点でアルコールについて語られています。 書名:「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本 著者:垣渕 洋一 出版社:青春出版社 出版年:2020年12月8日 ページ数:256ページ 手に入るもの。手放せるもの。1週間で人生が変わる。禁酒生活のススメを紹介していきます。 ・禁酒は意思が1割、仕組みが9割! (P.59) 日本でも、今では…
おはようございます。 1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。 今日ご紹介する本はこちら。 ファン・ヨンミさん著「優等生サバイバル」です! 優等生サバイバル posted with ヨメレバ ファン・ヨンミ/キム・イネ 評論社 2023年07月04日 楽天ブックス Amazon Kindle スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 「優等生サバイバル」の本のあらすじ 「優等生サバイバル」を読んで心に残った言葉 「優等生サバイバル」を読んだ感想 「優等生サバイバル」の本のあらすじ 2024年青少年読書感想文全国…
・トランスジェンダーと性別変更 これまでとこれから編者:高井ゆと里出版:岩波ブックレット ゴールデンウィークの帰りの車の中で、なぜか家族でトランスジェンダーの話になっちゃったんですよね。どういう経緯だったか全然覚えてないんですけど、内容的にはトランスジェンダーがトイレに入ってくる問題とか、JKローリングとハリーポッターの俳優たちとの軋轢とか、まぁ雑談&お気持ち話みたいなものだったんですけど、個人的に自分があんまりここら辺にちゃんとした知識を持ってないなぁと反省したところがありました。帰ってから取っておいた朝日新聞を読んでいたら、書評欄にこの本が取り上げられていたので、「まぁこれもいいタイミング…
仕事とキャリア年表 20年後には、日本から「サラリーマン」が消滅する ショッキングな話ですが、おそらく現実はその通りになるのでしょう。 新卒一括採用、年功序列、終身雇用、定年退職制度…… 日本の「雇用制度」はすでに限界をむかえると言われます。 日本はアメリカの「ジョブ型雇用」に 切り替えなければ、もう、もたない? 本書は今後20年の「地殻変動」を大胆に予測しています。 2025年 「大リストラ時代」の幕開け。 2029年 若手社員の「転職」が激増。2031年 サラリーマン「超格差社会」の到来。 2037年 日本企業から「若手社員」が大量流出!? 2039年 ついに年金崩壊!? 「生涯現役」の時…
沈黙の子どもたち 作者:山崎雅弘 晶文社 Amazon はじめに 山崎雅弘著『沈黙の子どもたち:軍はなぜ市民を大量殺害したか』は、戦争や紛争における市民の大量殺害に焦点を当てたノンフィクション作品です。 アウシュヴィッツ、南京、ゲルニカ、沖縄、広島・長崎など、歴史上における代表的な事例を詳細に分析し、その背後にある軍という組織の構造的な要因を鋭く考察しています。 本書は、単なる歴史的事件の羅列にとどまらず、いつどこでも起こりうる暴力の問題にも深く迫っています。 戦争や紛争の悲惨さを克明に描き出すことで、平和の尊さを改めて訴えかけ、読者に深い問いを投げかけています。 『沈黙の子どもたち』の概要 …
余命宣告をされ命が短いと思われる末期がんの妻と夫の距離感が丁寧に書かれている本です。 妻も夫も名前がでてこないのでせめて名前は欲しかったかもしれない。死にゆく妻の名前をあえて出さずに物語をすすめる…という狙いがあったのかもしれませんが妻の母ですらずっと妻の母妻の母と書かれていて読みにくい。 と思ったらパッと出の看護師さんに夫は恨み厭味たっぷりで「山之内さん」ってよびかけてるし。初めからこの夫は性格悪いかなと思いながら読んでいましたが看護師さんへの呼びかけで性格悪い事が決定しました。 妻はがんであることはわかるものの病名不明です。がんであるならば〇〇がんという病名がわかればよかったのですが病名が…
⭐︎書評ブログ⭐︎ 読子の本棚 本田読子様 本好きの秘密基地 はむちゃん様 読書会 【屋根裏の内緒話】 読子さんとの2人体制。 はむちゃんは、出産の関係で待機なので、 無事を祈ってるぜ! 選書は、ニードル 課題図書 『悪の芽』貫井徳郎 始めさせて頂きます。 〈概要〉 貫井徳郎さんというと、 『微笑む人』が鮮烈だった。 もうベテランの方。 安定感を期待して、 課題図書を読み始めた。 〈本題〉 アニメコンベンション、 通称アニコン その会場にて火炎瓶を使った大量殺人が発生。 その後、犯人は自ら命を断つ。 現場に居合わせた、亀谷壮弥は、 一部始終をスマホで撮影し周囲から注目を集め、 コスプレイヤーの…
紙の出荷量ピーク時の半分に デジタル化など背景 業界再編も | NHK | 脱炭素社会への動き https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240508/k10014442341000.html 「想像以上におしゃれすぎ」約70年前の有隣堂伊勢佐木町本店と現在を見比べてみた https://togetter.com/li/2363140 「上野の森親子ブックフェスタ2024」、大盛況 - 新文化オンライン https://www.shinbunka.co.jp/archives/7647 “紙の本”買わない時代の書店生存戦略 活路はどこに…箕輪厚介氏「変に保護すると時…
こんにちは、40代のオッサンtrrymtorrsonです。 もうすぐ50歳になります。 大台に乗るのに、思い通りにいかない焦りはかなりのものです。 4年前にパワハラと過労で約半年間、本業のサラリーマンを休職しました。 その経験をきっかけにして、本業以外のセルフブランディングに着手。 それが以下のようなものです。 【ブログ著述家×パワハラ休職経験者×本業サラリーマン×○○職(家業)×3児の父×個人投資家×写真家×書評家×映画評論家×戦史研究家×ラーメンライター】 さらに、この活動に数値目標を設定。 例年、進捗状況をチェックして、数値目標の見直しを行っています。 今年の始めに次のように設定しました…
このブログ、最近書評が多いな、と思っている読者もいると思う。まさにその通りで、理由は、建玉が膠着しており、動きがとりにくい。それに、GWの後半からずっと仕事で、今月に入って休んだのは1日と6日だけ。深夜に帰宅した後にチャート画面を開いても、派手に動く時間は過ぎており、チャンスはほぼない。結局、本を読むくらいしかやることは無くなってしまうのだ。 本作の著者ブレイディみかこは、名前は聞いたことがある、くらいで著作を読むのはこれが初めて。小説、という形態をとっているが、著者の経験が結構投影されているように感じる。「ノンフィクションではないし、自伝でもない」と書いてはいる(P252)が、いたる所に著者…
西部邁『思想の英雄たち』書評 與那覇潤さんと一緒に『文藝春秋』にリレー連載している「『保守』と『リベラル』のための教科書」(6月号)に、西部邁『思想の英雄たち』の書評(「自己懐疑の果てに見出された伝統」)を寄稿しました。 これも読んだままなので解説は必要ないと思いますが、この歳になって読み返した「西部邁」は、また違う味があって良かったです(笑)。でも、ほぼ今でも通用する言葉の数々、さすがに何も変わっていない現状に嫌気がさしてきますが…、しかし「この簡単なことを言い続けることが言論なのだ…」とも、改めて自覚し直しました(笑)。一読いただければ幸いです。www.youtube.com www.yo…
繊細な舞姫ニキヤと情熱的な姫君ガムザッティの対比。新国立劇場バレエ『ラ・バヤデール』 こんにちは。り📚書評家です。 みなさまいかがお過ごしですか? 【エンタメでこころを磨いちゃう?】 本日の舞台評はこちら。 新国立劇場バレエ『ラ・バヤデール』をレビューします。 ゴールデンウィークの2日間で3公演たのしませていただきました。 デビューキャストさんも多い今回の新国立劇場バレエ『ラ・バヤデール』は、主役4組、ガムザッティは2組の組み合わせが修羅場を繰り広げます。 この度新国立劇場バレエの『ラ・バヤデール』を観て、はじめて気がついたニキヤとガムザッティの対比があったので、すこし紹介したいと思います。 …