曽爾高原

実家のある桜井市から東へ車を走らせる。大和と伊賀の境、曽爾村のあたりに差しかかると、目の前に立ちはだかるのが、鎧岳。切り立った山肌が戦士の甲冑のようで、いつ見ても、息を呑む。この山を右に見ながら、峠道を登っていくと、やがて空が広がり、風の音が変わる。 曽爾（そに）高原。日本一美しい村と呼ばれる理由が、ひと目でわかる。 駐車場はすでに満車。それでも人々は黙って歩き出す。この季節、ここでは、誰もが“風を見に来る”のだ。 登山の始まりは、後古光山（あとこごやま）からだった。朝の光がまだやわらかく、斜面のススキの穂が白く光っていた。標高892メートル。古光山と並ぶ双耳峰のうち、北のピークだ。 登山口に…

前編はこちら↓ yamanobojp.hatenablog.com 後編は二本ボソから。倶留尊山に行く前に、この奥にある「イワシの口」という場所に立ち寄ります。 名前の由来は麓から見るとイワシの口に見えるからだそうです。高さ２〜３メートルの岩場を下りてきました。 この先は断崖なので誤って転落しないように。 三重県側の風景が一望できます。麓には太郎生（たろう）集落があります。 先ほど歩いた稜線も見えます。奥には高見山地があり、右のほうに高見山があるはずですが、雲に隠れてよく分かりません。 引き返して、こちらが倶留尊山。三重県側が切れ落ちてるのがなんとなく分かります。 大きく下りていきます。滑りや…

２０２５年７月１２日、倶留尊山（くろそやま）に登りました。 倶留尊山は三重県津市と奈良県曽爾（そに）村にまたがる高見山地の山です。室生赤目青山国定公園に属しており、日本三百名山に選ばれてます。１５００万年前の火山活動で出来た山で、三重県側には柱状節理の断崖が続いてます。 ２週間前に地図を見ていたところ、この山の名前が目に留まりました。名前は見たことありましたが、「くるそんやま」と思ってた、つまりよく知りませんでした。奈良県側の登山口である曽爾高原はススキが有名ですが、直近の山行記録を見ると緑の草原と青空との対比がきれいで、むしろこの時期に行きたいと思いました。 ということで、今回は登山がメイン…

サボテンの花 今日は土曜日。下の写真は、昨日の朝の散歩の時に見たサボテンの花。散歩コースで、家の前にサボテンの鉢を置いている家があり、花が咲いていた。サボテンの花の開花期間は短いので、数日間通らないと、咲いていたことに気づかずに終わってしまう。今朝見ると、少ししぼみかけていた。 サボテンの花 曽爾の方へ 土曜日で天気がいいので、バイクで少し遠出することにして、曽爾村の方に向かった。このあたりは、奈良県の東北端に位置するが、自然が美しくいい場所だ。夏に行くと、少し涼しいのもいい。だいたい年に１回は足を運ぶ。 名阪国道の側道を上って、都祁を通って３６９号線に出て進む。今日は平成榛原子供のもり公園の…

今日は休み前にロング。 前回楽しかったので今日も奈良方面へ。 今回は初めて御杖村から名張、香落渓経由🚴‍♂️ 結構車が多かった。 あっ、三連休か！（笑） からの曽爾高原という看板を見つけたので曽爾高原へ！ 頂上 めちゃめちゃ車が多く駐車場に入りきらず、登りの終盤から車の大行列。 一体みんな何しにきてるんだ？🤔（笑） ということで今日は170km2500m UPで3500kcal。 知らないルートを走るのって楽しいよね。😏 爆睡だ〜。🛌 お し ま い ٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و 《宣伝》 今年も熊野古道ヒルクライムと紀南シーサイドヴェロフェスタが開催されます！ nspk.net…

2024年10月6日に実行しました。学生時代の友人との山行です。 早朝の便で近鉄名張駅(08:39)に向かい、そこから敷津行きの三重交通のバスにて飯垣内(はがいと、09:23)に向かいました。天気が心配され（直前まで6時間おきに予報が変わる）ましたが、良い方向に変わったようです。なお、コース概要は以下の通りです。 バス停付近には無人の野菜販売の小屋がありますが、その日は空でした。橋を渡り、飯垣内道に入ります。 舗装された林道をなだらかに上がって行きます。幾つか分岐がありますが、基本は道なりの日神渓谷方面に向かって行きます。日神渓谷入口に到着しました(09:46)。県指定有形文化財の石仏群があり…

10月ですがまだまだ夏日が続いていますね。 ココは標高！1000ｍ超えているので下界より涼しいですよ。