毎朝の楽しみといえば、NHKの連続テレビ小説『あんぱん』。 前作『おむすび』の頃から見ていた流れで、そのまま『あんぱん』も観始めました。 物語のモデルになっているのは、あの国民的キャラクター「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしさんと、その奥さま。 すでにやなせさんが亡くなって十数年になりますが、昭和・平成と長い年月を生き抜かれ、94歳でその生涯を閉じられたのですね。 私の知らない戦時中を体験され、苦しい時代を過ごした上で、それでも子どもたちに夢を与えるような、優しくて楽しいキャラクターをたくさん生み出された――本当に尊敬の念しかありません。 やなせさんが遺した言葉の中で、特に心に残っている…