乙巳年正月初五。摂氏2.6/6.9度。薄曇。朝日カルチャーセンターの配信で本日やっと畏友村上湛君の「禅鳳雑談精読」第9回(27日)を拝聴。冒頭の謡曲集五番綴じのことから「教養としてこれくらゐは謡ひができて当然」の謡曲、生活の一習慣としての謡といふ話から酒席で座興としての肴謡それに田楽が田植ゑのときに重労働の疲れ紛らはすものとか、今日の講義のマクラなのだけれどマクラからして面白い。丁度この時期、昨年末席を汚すことになつた黒川の能のことを思つても、さうした生活のなかにある謡ひをなるほどと思はされた次第。田楽って今でいへばポールダンスなのかも。 よごしやうぐん余呉将軍(紅葉狩)・ちやうりやう張良、あ…