日曜日、 カーテンの隙間から、いつもよりも少し明るめの光が差し込んでいる。 時刻は6時を過ぎていた。完全に寝坊である。いつも5時半に起きる僕にとって、6時を過ぎていることは致命的な寝坊だ。昨夜は、珍しくお酒を飲み、かつ、バーでネグローニを頼んでしまってだいぶ酔っていた。 急いで掃除をして、ランニングの準備をする。やっぱり、食べ過ぎ・飲み過ぎは翌日に響くなぁと反省気味に、少し俯きながら淡々とやることをこなす。 掃除も、ランニングも、その他雑務もなんとか終わらせ、予定通り8時半から英語のレッスンを受けることに成功した。そして一息ついてしまうと、もうきっと家から出ないだろうと思いつき、そのままの勢い…