男子バレーボール部のキャプテンだった桐島は、立場上部員との間に軋轢が生じてしまい、部活を辞めてしまう。それをきっかけに、同級生5人の日常に変化が生じてしまう。
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
朝井リョウによる小説作品。 著者が早稲田大学在学中である2009年に第22回小説すばる新人賞を受賞したデビュー作。 神木隆之介主演により映画化され、2012年8月11日に公開予定。
※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。作品名:桐島、部活やめるってよ/朝井リョウ (小説 2010年) リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00A773H60 評価:★4(★★★★☆)映画版が素晴らしかったので、原作小説を読むことにした。私が読んだ文庫版(2012年)は単行本(2010年)の2年後に刊行されたもので、「東原かすみ〜14歳〜」というおまけの章が追加されているが…
※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。作品名:桐島、部活やめるってよ (映画 2012年) リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00FIWT45W 評価:★5(★★★★★)【概要 (Wikipediaより)】 著者(朝井リョウ)が早稲田大学文化構想学部在学中の2009年に、第22回小説すばる新人賞を受賞したデビュー作。これによって著者は初の平成生まれの受賞者となった。 吉田…
今回は読書感想文というよりは、懐古味が強いエッセイのようなものになった。 「桐島、部活やめるってよ」作者の朝井リョウさんと同世代の私は、この小説を読むといやがうえにも高校時代の記憶が蘇る。高校時代の友人と話しているときよりも鮮明に、未熟ながら人を読み空気を読み過ごしていたあの感覚が、いったいどこに眠っていたんだかうごうごと浮かんできた。 この作品にネタバレというものがあるのかわからないが、これ以降は作品の内容に触れていくので未読の方はご注意を。 このタイトルから想像できるのは舞台が高校だということと、部活の話なんだろいうということくらい。読み始める前は、桐島がなんで部活やめるのか、彼がいない部…
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 作者:朝井リョウ 集英社 Amazon 「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ(著) 集英社 あらすじ 映画版に衝撃を受けた! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 「正欲」の映画版の公開が来月に迫っている朝井リョウ先生。 本日は、朝井先生の中でも一番好きな作品をご紹介させていただきます☆ 「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ(著) 集英社 あらすじ 舞台は田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン、桐島が突然部活をやめた。 桐島の退部により、様々な生徒の心に波紋が広がってゆく… 映画版に衝撃を受けた! 本作を最初に観たのは映画版でし…
www.youtube.com 『桐島、部活やめるってよ』の映画主題歌です。 個人的に好きな曲という訳ではなかったのですが、初めてPVを観てかなりグッと来ました。 前田の持つ影が前田の持つ光を強調してくれる気がする、そんなPVです。 途中で出てくる橋本愛もグッド。 桐島はきっと生涯忘れられない映画です。
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 作者:朝井リョウ 集英社 Amazon 久々の読書記事も推理小説でなく申し訳ないですが、ここは読了順に行きたいと思います。 この『桐島、部活やめるってよ』ですが、自分は映画しか観たことなかったんですね。 それも公開当時に観た訳ではなく、浦安は舞浜のイクスピアリで時々過去の映画を上映する「キネマイクスピアリ」という企画をやっておりまして、その「キネマイクスピアリ」で取り上げられた際に観に行きました。 これ限定1週間の公開だったんですが、ちょっと内容が個人的にぶっ刺さり過ぎて2回も観に行きました。 そんな思い入れのある「桐島」が今年10周年を迎えたという事で…
「桐島、部活やめるってよ」を読みました。 桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 作者:朝井リョウ 集英社 Amazon タイトルが非常に印象的な本ですが、肝心の桐島は全く出てきません。代わりに桐島がバレー部を突然退部する事で周りの人間に直接的、間接的に影響を受け、その様子を描いたのが本作になります。ミステリーのような明確な解決というものはなく、あくまでも登場人物それぞれが抱えているものをつづったものになるので少し肩透かしを食らってしまうかもしれません。印象に残った人を挙げると… 小泉風助 前田涼也 宮部実果 菊池宏樹 小泉風助 バレー部部員。桐島が退部したことで自分が試合に出られるようになり…
見たいと思いながら見逃していた映画『mid90s』を鑑賞しました。俳優のジョナ・ヒルが監督を務めた映画で、スケーター映画として、また90年代のファッションや音楽へのノスタルジーをまとった作品として宣伝されていたものです。 www.youtube.com 私は90年代に中高生時代を送り、ヒップホップにも大きな影響を受けましたから、まさに“あの頃”が蘇るようなモチーフの数々に、懐かしさや切なさを感じながら見ることとなりました。 しかしそれ以上にこの映画は、思春期のどうにもならなさを描いた映画として、普遍的な美しさを持つものであると思いました。 *** どこかに何かをぶつけたくて吐き出したくて爆発し…
もう少し小言を書いてみます。 ネタバレしますのでご注意を。 小説と映画でもうひとつ違うのが映画部・前田涼也が好きな映画のカテゴリです。 小説では日本映画の恋愛ものや青春ものが好きで特に犬童一心や岩井俊二の名前が挙がっているのに対し映画版では塚本晋也監督が尊敬され本人たちが撮る映画もゾンビものになっています。 この改変もまた吉田監督の好みなのか、それとも「恋愛映画を撮りたいというのでは絵的に面白くないからゾンビ撮影というので画面を派手にしよう」という策略なのでしょうか。 私が思うにはこれは「流行りのゾンビ映画にすれば受けが良い」という目論見と「高校生だからその程度だ」という安直さが感じられてしま…
映画は原作小説の映像化でなければならない、わけではないと私は考えています。 ですからこの小説の映画化で内容が変わっていること自体にはなんの問題もないのですが小説で明確に表現されていたものが映画化で分散されぼんやりとなりよくわからないものになってしまったのでは何のための映像化なのかと言わざるを得ません。 文章を具現化すればわかりやすくなるはずなのに逆に主旨が伝わりにくくなってしまっているのです。 以下ネタバレしますのでご注意を。 それは〝かすみ”の描き方でわかります。 小説ではかすみは映画部前田涼也の希望として描かれています。バトミントン部でカースト上位であり同時に映画が好きで涼也に好意を持って…
Amazon Prime Video 2024年 5月に楽しめる新着コンテンツに『ゴジラ-1.0』がラインナップ! 5月の新着コンテンツも楽しみな作品が目白押しです。 Amazon Prime Video 2024年 5月に楽しめる新着コンテンツに『ゴジラ-1.0』がラインナップ! [Amazon Prime Video] 2024年5月新着コンテンツ 映画(日本) アニメ映画(日本) 映画(海外) テレビドラマ(日本) テレビドラマ(海外) テレビアニメ(国内) テレビアニメ(海外) バラエティー(日本) バラエティー(海外) 音楽(日本) スポーツ(日本) Amazonプライムビデオ(30…
皆さんはモスバーガーを食べたことはありますか?私は過去2回ほど食べたことがありましたが、それはもう12年も前のことでした。
どうも、ゆかりごはんです。 X(Twitter)で読書用アカウントを作ってみた。なんとなくで始めたのだが、これがまぁ素晴らしい。他の方がポストしている本の感想を読んでいるだけで楽しいし、自分の感想に反応をもらえるのがすごく嬉しい。読みたい本も大量に増えた。積読が…。 それはそれとして、今週も読んだ本を記録がてらまとめて行こうと思う。 『兎は薄氷に駆ける』貴志祐介 父の冤罪をすすぐため、 青年は身命を賭して復讐を誓った。 ――最後に暴かれるのは誰の嘘なのか!? ある嵐の晩、資産家男性が自宅で命を落とす。死因は愛車のエンジンの不完全燃焼による一酸化炭素中毒。容疑者として浮かんだ被害者の甥、日高英之…
周りの方に勧められたり自分でふと手に取ったりして、ちょっと前~最近読んだ本。 読んでいる時間も、続きを読みたいと思う気持ちを持っている生活も楽しい。 秘密 今の年齢で読めて良かったと思う。中年の気持ちもものすごくわかるし、高校生で顔がパンパンで体力あった時の気持ちも思い出させてくれた。 秘密 (文春文庫 ひ 13-1) 作者:東野 圭吾 文藝春秋 Amazon 冬姫 信長の娘「冬姫」の一生。 歴史全体も好きなんだけど、一人の人の生涯が書かれている本が好き。ちょうど読んでいる時に松坂城址に行って感動。 冬姫 (集英社文庫) 作者:葉室麟 集英社 Amazon 桐島、部活辞めるってよ 朝井リョウさ…
正欲(新潮文庫) 作者:朝井リョウ 新潮社 Amazon 個人的評価★★★★☆ あのとき自分がどうにかして彼を止めていれば、あんなことにはならなかったのではないかと思う瞬間がある。 同時に、あのとき自分が彼を止めなかったから、彼はあれからも生き延びられているのではないかと思う瞬間もある。 ーあんたが散々言ってた繋がりってやつが、やっと俺にもできそうなんだ。 P498 不登校の息子を抱える検事(なお、息子はゆた〇んに影響されてyoutuberになろうとする)、大型ショッピングモール内にあるエア〇ィーヴ的なショップで働く女性、食品会社で働く大学生、引きこもりの兄がいる女子大生八重子、その女子大生と…
オッペンハイマーがどんな人かもほぼ知らなかったし、一口に「核兵器」といっても、核分裂を利用した「原子爆弾」と、核融合を利用した「水素爆弾」の2種類があることも明確に知らなかった。そもそも、我が日本は世界唯一の被爆国であるというのに、戦後世代ということもあり、核兵器の恐怖が骨身に染みていない。そんな了見の人間が鑑賞しての感想なんですが・・・ 2006年ピュリッツァー賞受賞作である評伝を原作に、クリストファー・ノーラン監督がオッペンハイマーの半生を描いた本作。・・もちろん原作も未読のため、まっさら過ぎる状態で観た感想としては、まず本作、時系列がバラバラで描かれているため、なかなかストーリーが把握で…
2010年6月5日 映画告白 2010年7月21日〜9月29日 特撮ドラマMM9-MONSTER MAGNITUDE- 2010年8月21日 映画Give and Go 2011年2月4日 私が初めて創ったドラマ 「リボルバーズ」 2011年4月9日 映画管制塔 2011年4月30日 映画アバター 2011年5月14日 映画大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 2011年8月25日 新 あなたの知らない世界 「色あせた最後のラブレター」 2012年4月28日 映画HOME 愛しの座敷わらし 2012年4月29日〜6月3日 連続ドラマW罪と罰 A Falsified Romance 2012年5月7…
ままならないから私とあなた ごきげんよう!ひとりです。最近は朝井リョウさんの作品にハマっています。『桐島、部活やめるってよ』や『何者』を書いた方ですね。個人的に一番好きな作家さんです。なんとなく、朝井リョウさんの本は、GReeeeNの曲を流しながら読みたくなる。『オレンジ』とか。そういえばもう、GReeeeNじゃないんですよね。GRe4N BOYZに改名しましたよね。慣れる日は来るのかな。そんな、GRe4N BOYZの音楽が似合う、朝井リョウさんの作品。エッセイも小説も、勝手にシンパシーを感じてしまうほど私好みの作風。その中でも『ままならないから私とあなた』は、もしかしたら私が自分で書いたんじ…
服部研究室に提出された卒論題目一覧です。
どうも。 3/31 早いもので、もう3月が終わる。今日で大学生という身分とさよならだ。4月からは大学院生なので、あんまり身分としては変わらないのかもしれないけど、環境はガラッと変わった。名古屋の方の大学院に通う。電車通学だ。研究も、就活もしなければいけない。自分で言うのもあれだけど、多分大変だと思う。 そんな4月からの生活に目を向けたくないと思いながら日々を過ごしている。 今日は、いつもお世話になっている人がやっている演劇スクールの定期開催が終わるということで最終公演があった。スクールのHPとかSNSアカウントとかが無いのでフライヤーを載っけとく。 素敵なフライヤー 詳細はこんな感じ SNSに…
フォロワーが「おすすめの映画は何か」という話題をツイートしていたので、便乗して、思いついたおすすめの映画(判断基準は大体好きかどうかです)を好き勝手ツイートしたので、こちらにまとめます。 もし、「なんか映画見たいな~」となったときに、参考になれば嬉しいです。配信とかで見られないのもありますが……。 黒沢清「回路」※最初は「おすすめのホラー映画ある?」という話だったので、好きなホラー映画として回路をあげた。 eiga.com 黒沢清「蜘蛛の瞳」蜘蛛の瞳と蛇の道だったら、蜘蛛の瞳の方が好み。哀川翔萌え~。 eiga.com 黒沢清「蛇の道」リメイクどうなるんだ!!もうすぐ公開じゃん! eiga.c…
お彼岸で、もう春かなぁ?と思うと雪降るし……。ゴミを集積所に持って行く曜日の朝に雪が降ると雪かきとか面倒臭いんで降らないでほしい。映画やドラマ、そしてアニメとかを好きで観続けていると、周期的に観るのが嫌になる期間があるっす。そんなこの頃かな。「角川シネマコレクション」で『妖怪大戦争 - 三池 崇史』がやってたんで観たんすが、そーとー前に観たことあるかもしれないけどまったく憶えておらず、『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は、私の好きな大魔神が登場するってんで観たことあるんすが。期待してなかったんすが『妖怪大戦争』はけっこう良く出来ていて面白かったっす。鳥刺し妖女アギ(栗山千明)とか川姫(高橋真唯)と…
僕は映画が好きで、一番観ていた時期だと年間100本くらいかな。 小学校の時に父の影響で観るようになったのがきっかけ。 ジャンルは問わないけど、SF以外なら幅広く観る。 SFは世界観がぶっ飛びすぎてて感情移入し辛いからあまり好まないかも。 そんな中で、価値観に影響を与えるような映画が数本は出てくる。 大事にしている価値観と合致した作品、 価値観を変えられる作品は宝物のようなもので、ずっと忘れられない。 それを今日は紹介します。 -------------------------------------------------------------------------------------…