おれはショーペンハウアーによって釈尊に導かれたのだが、ショーペンハウアー自身は(彼の時代、釈尊の直説はまだ十分に知られてなかった)仏教以前からの古代インド思想(ウパニシャッド等)に決定的触発を受けて生涯の主著「意志と表象としての世界」を書いてる。ウパニシャッドと仏教は類似点が多い。バガヴァッド・ギーターの教えと釈尊の教えも共通点が多い。また同時代のジャイナ教と仏教も、言い回しまで含めて共通部分が多い。だから、釈尊独自の教えを知りたいと思う人は、釈尊がなにを説いたか以上に、なにを説かなかったかに注意すべきだ。わたしが説かないことは説かないと了解せよ。 という釈尊のことばは極めて重要です。釈尊はア…