毎年趣味で書いている「夏の読書感想文」。 今年は拙著「ほっかいどう喫茶の手帖」に掲載したお店と絡めた感想文を、3冊分、書いてみました。 どの本にも実在する(実在した)北海道の喫茶店が出てきます。 本を読んだ感想と、実店舗の感想やエピソードのあれこれ。 ちょっとマイナー視点だけど、少しだけ私の趣味にお付き合いいただければ嬉しいです。 倉本聰さんが書かれたシナリオブック「優しい時間」。 2005年にフジテレビでドラマ化され、富良野の喫茶店が舞台になっています。 喫茶店は『森の時計』といって、ドラマでは寺尾聰さんがマスター・勇吉を演じられ、亡くなった妻・メグを大竹しのぶさん、絶縁中の息子・拓郎を二宮…