日曜日だが仕事の日。大井川河口の西岸、吉田町へ行っていた。 町の沿岸地域を東西に横切る国道150号線バイパスからは、たくさんの津波タワーを見ることができる。海抜が低い地域では、大地震の後に津波が来るまでの間に、このタワーに逃げることになっている。高い建物が無い田舎町では、とても目立つものだ。静岡県の沿岸部では、どこでも見ることができる。 150号線のバイパスには、このタワーと歩道橋を組み合わせたものがいくつもあった。広い階段を登ると、たくさんの人々が避難場所に使える広場になっている*1。道路行政(歩道橋)と防災(津波タワー)のすり合わせが大変だったことが、縦割り行政の批判として語られることも多…