1898年、三宅島に生まれる。日本の政治家。日本社会党の委員長をつとめていた時期に、自民党・社会党・民社党の立会演説会で右翼少年の山口二矢に刺され、同日、失命する(1960年10月12日)。「人間機関車」と仇名される猪突猛進で豪放磊落な性格や、清貧を貫いた生き様は、政治思想とは関係なく、多くの庶民に愛された。 なお浅沼稲次郎刺殺事件と浅沼本人の人生は、沢木耕太郎『テロルの決算』(ISBN:4167209047)に詳しい。
山上容疑者宛てに計100万円 ネットで英雄視、憤りも 安倍晋三元首相銃撃事件を機に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題が注目されたことなどから、山上徹也容疑者(42)=殺人容疑で送検=宛ての差し入れが続々と届いている。現金は100万円超に。インターネット上では刑の減軽を求める署名活動や英雄視する投稿もあるが、8日に現場に訪れた男性は「英雄視するのは間違いだ」と憤った。 容疑者の伯父によると、容疑者が鑑定留置中の大阪拘置所(大阪市)には、お菓子などの食料品や衣類、書籍、現金などが届いている。容疑者が入る単独房に収容し切れないほどの量で、一部は伯父宅にも転送され、ファンレターも届いた。ww…
皆さん、お早うございます。 五島地方、今日も、曇り空でスタートしそうです。 言葉を駆使する機会、目的は、シカリさんが説明するまでもなく際限がないですね。(第一説明する能力がない・・・。^^;) 自分の想いを伝えようとする言葉。 『好きよ~、あなた~、今でも、い~ま~で~も~』とか。 『あのね、昔から思っていたんだけど、君は僕のことをほとんど知らないのに、批判ばかりするね』とか。 立場上、状況を説明する言葉。 『君、信号無視したよね』とか。 『この人は、両手の握力が弱いので、ケアして下さいね』とか。 まあ、とにかく、色々ある。(結局、そこに落ち着くのか) こうした言葉を駆使するにあたって、自分の…
2022年7月8日の安倍晋三元首相の銃撃殺害事件の報を受けて私がまず感じたのが、山上徹也容疑者の動機、背後関係その他の真相究明は捜査を待つとしてこの重大な事件を自分の腹にどう収めればいいのかという混乱でした。自分には現役国会議員が衆目の中で銃撃され死に至るという事件を捉えるフレームが無いことに改めて驚き、慌てたのです。2002年10月25日に民主党の衆議院議員であった石井紘基が刺殺されたとき、私は会社員になりたてで仕事のプレッシャーと長時間労働、おまけに社会への無関心というコンボでそのニュースについて全くと言っていいほど記憶がありません(刺殺事件から20年近く経ってから、その著書『日本が自滅す…
陰暦六月十一日。気温摂氏21.2/30度。晴。さすがに昨更迄の深酒の所為で宿酔きみ。 別冊太陽(298)〈鏑木清方: 市井に生きたまなざし〉眺める。永らく所在不明だつた〈築地明石町〉が東京国立近代美術館の所有となり同美術館で好評の〈清方〉展があり、それに合はせての、この別冊太陽は清方の作品から50を選び清方の全貌をほぼ紹介できる編集は見事。清方といふと美人画だつたが近年はその作品に描かれた「生活」が注目され〈明石町〉も髪型から指輪、着物の柄から背景までいろいろなデータからさまざまな物語が語られてゆく。50作のトップはやはり、この〈明石町〉で美人画から風景画、挿絵などと来て最後が肖像画なら当然〈…
よくよく考えれば、おかしな話だと思います。ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が刑務所の囚人を隊員としてスカウトしていること。ロシア国家機構の中の正式な軍隊が囚人を使うのならまだ分かります。それもおかしな話ですが、刑務所って国の正式の機関でしょう。そこに入っている受刑者を民間会社が勝手に利用するってどういうこと?日本で言えば、市中の暴力団が「われわれも西南諸島防衛に参加するので、受刑者を貸してほしい」と言っているに等しい行動。「特別軍事作戦」はロシア国家が発動したものであり、暴力団同士の私的抗争とは違うと思うのですが……。 ワグネルにリクルートされた囚人は前線に送られるという。一定の戦績を上げると…
今日まだ誰も言ってないかもだから言っておくね、「きみはスペシャル」 きみはまだ信じてないかもだから言っておくね、「きみはスペシャル」 ーーLizzo「Special」 【新作連載まんがベスト10】*1 1.天野実樹『ことり文書』(ハルタコミックス) 2.山口貴由『劇光仮面』(ビッグコミックススペシャル) 3.冬虫カイコ『みなそこにて』(webアクションコミックス) 4.とよ田みのる『これ描いて死ね』(ゲッサン少年サンデーコミックス) 5.なか憲人『とくにある日々』(ヒーローズコミックス わいるど) 6.躯咲マドロミ『カラフルグレー』(MeDu Comics) 7.雁須磨子『ややこしい蜜柑たち』…
12月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 難転を含む南天めでたけれ 雅舟 【花】ナンテン(メギ科) 【花言葉】福をなす よき家庭【短歌】化粧塩きりりと鯛はナンテンの葉にのせられて万事よろしき 鳥海昭子 赤い小さい実が縁起物として使われるナンテン。化粧塩に 姿を姿を整えたタイが、ナンテンの葉にのせられて出番を 待っています。年送りの準備も大詰めです。 【季語】南天の実(冬) 南天の花(夏)【俳句】 南天の実にさわらねど濃くこぼる 岡部 弾丸 南天の実に惨たりし日を憶ふ 沢木 欣一 実南天二段に垂れて真赤かな 富安 風生 【三行詩】難を転じて福となす縁起物 実は有…
深呼吸ゼミ「梅棹忠夫『知的生産の技術』を読む」の第1回目を開催。 7人が参加。1時間半。 準備してきた参加者も多く、素晴らしい出発となりました。 以下、参加メンバーと都築さんの図解資料。 以下、参加者の学びから。 本日(27日)、深呼吸学部梅棹ゼミ「いま、『知的生産の技術』を読みなおす」第1回が終わりました。半世紀以上も前に出た本で、デバイスはたしかに比較にならないほど進歩を遂げていますが、「よみ、かんがえ、かく」という基本的な知的ないとなみについて書かれていることは現在でも多くのことを教えられます。久恒先生が「読むたびに新しい発見がある。」とおっしゃっていましたが、まさにそういう本だと実感し…
故宮本顕治は大の読売ファンで川上哲治を尊敬していたらしい - kojitakenの日記 「らしい」とはつまり「反共分子」id:kojitakenですら「宮本氏*1が自著にそう書いていた」など「根拠のある間違いない事実」といえない怪しい話、つまりは噂話に過ぎないわけです。本当に宮本氏が巨人ファンや川上監督ファンかどうか自体が怪しい。 当然ながら「ファンかどうか怪しい」のだから 川上采配をリスペクトして「党運営もかくあるべし」と周囲に話していた などというのはもっと真偽が怪しい。 その程度の話で 川上*2といえば、広岡達朗*3がお手本にしたばかりかそれをさらに発展させた「管理野球」の元祖。「民主集…
2022/12/02 芝垣和夫「講和から高度成長へ 昭和の歴史9」(小学館文庫)-1 1988年の続き 以後は社会世相。生まれる前の時代だが、文学やノンフィクションでこの時代をいろいろ調べて知っているので、感想は簡単に。 高度成長のスタート ・・・ 数年おきに好況・不況が交替したが、日本は全体として経済発展した。(この章では経済発展の理由を国内の状況から説明しようとする。それは正しいのであるが、この章で欠落しているのは、アジアの周辺諸国の状況。多くの国は1950年代に独立運動、内戦、代理戦争などを行っていた。そのために経済に投融資が行われず、発展のチャンスがなかった。しかし対米従属下の日本では…
共産党「第二事務」の真実・了 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 私が党首になっても、第二事務は廃止しない。ただし、現在のような警備体制が過剰でないかということは、第二事務の仕事が激務であるだけに、よくよく検討しなければならないとは考えている。 吹き出しました。どこまで誇大妄想が酷いのか。「お前が党首の器かよ」と心底呆れます。 なお、連載の5回目で、なぜ幹部の防衛を特別に重視するかについて、事務所などと異なり「(幹部は)失ってしまったら取りかえしがつかない」からだと書いた。党首公選を求め立候補することを表明している私としては、「(お前も)失っ…
岸田さんに欠けているのは政治の志 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 今日も松竹伸幸に悪口する(2022年10/2日分) - bogus-simotukareのブログで批判しましたが約2ヶ月前には岸田さんは困っていない | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaと言うアホ記事で「岸田は政権危機にない」「むしろ安倍暗殺で、安倍派の重しがなくなって良かった」と抜かしていた松竹のバカが「過去に『岸田政権は危機に陥ってない』などとアホなこと書いて済みませんでした、私には政治センスがまるでありませんでした」等…
ギリークラブ(渡辺幸弘さん主宰)の「日比谷公園で本多静六に近づくーー公園ウォーク、作家を囲む茶話会」に参加。作家とは最近『本多静六 若者よ、人生に投資せよ』(実業之日本社)を書いた北康利さんだ。 日比谷公園の松本楼の脇に立つ「首賭けの銀杏」の前に、北康利さん、渡辺幸弘さんをはじめ10人ほどが集合。集英社、同志社大学、食文化研究家、酒サムライ、大七酒造、弁理士、都築電気など。松本楼の虫賀部長、日比谷パレスの一松支配人友名刺交換。 公園内を散策しながら、北さんの本多静六と彼がつくった日比谷公園についての解説を聞いた。 3度の災難を乗り切った銀杏の木。西郷札。土倉庄三郎(日本林業の指導者)。ドイツの…
2019年10月、論創社から刊行された小田光雄(1951~)のエッセイ集。装幀は鳥居和昌。日本古書通信連載。第29回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作品。選者は鹿島茂。 目次 1 近代古書業界の誕生 2 佐野眞一『だれが「本」を殺すのか』と大島一雄『歴史のなかの「自費出版」と「ゾッキ本」』 3 古本屋と『現代史資料』 4 『世界文芸大辞典』の価値 5 高浜虚子「杏の落ちる音」と岡田村雄 6 中村古峽の出版 7 三上於莵吉の翻訳 8 『村上太三郎傳』と『明治文学書目』 9 白水社『模範仏和大辞典』と仏文学者 10 戦前の『図書総目録』 11 「御愛読趣味家鑑」 12 北上二郎訳『悪の華』 1…
安倍晋三銃撃事件 安倍晋三奈良県内閣総理大臣 安倍晋三 > 安倍晋三銃撃事件 この項目では、被疑者の実名は記述しないでください。記述した場合、削除の方針ケースB-2により緊急削除の対象となります。出典に実名が含まれている場合は、その部分を伏字(○○)などに差し替えてください。 連続投稿は極力お控えください(Wikipedia:同じ記事への連続投稿を減らす)。また、編集競合を避けるため、プレビュー機能と差分表示機能を活用してください。 このページ名「安倍晋三銃撃事件」は暫定的なものです。議論はノートを参照してください。(2022年7月) 安倍晋三銃撃事件 事件現場(2022年7月8日午後6時頃撮…
川名壮志著『記者がひもとく「少年」事件史』(岩波新書)を読みました。 少年法の勉強の参考になること少年事件について学びたいということから読んでみました。 記者がひもとく「少年」事件史: 少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す (岩波新書 新赤版 1941) 作者:川名 壮志 岩波書店 Amazon
この年表の補筆?