無執着

かの老子は、大自然の水の中に至上の徳を見出され、そこに、無我なる愛の姿、万物と調和する姿、限りなく謙虚な姿を看取されたのであり、同じような教えを数多くの聖人が水より学びとっておられるのである。これもまた、地球という大生命の崇高なる精神の一部が水となって顕れているものなのである。 水は、ある時は川となり、ある時は湖となり、またある時は海となり、様々に姿を変えながら我々を教え導こうとしているかに思える。 我々は、川の流れの中に諸行無常の真理を見出し、川の粒子一粒一粒の中に諸法無我の真理を見出し、無執着の美徳を感じ取ることが出来る。 様々に悩んだ時に自然と川の流れが見たくなり、川の流れを見ている内に…

〔聞書私訳〕 ／「把定にあまれる把定あり、放行にあまれる放行あり。 その功夫は、いかなるかこれ、これ」とは、 これは「いかなるか」と置いて、「生」だ「死」だ、「身心」だ 「与奪」だ「任違」だなどと言い、「一念万年」まで言う、 この「か」の字を指すのである。 ／「一著落在」とは、ただ一という意である。 ／「老思而知」とは、一定ｲﾁｼﾞｮｳ（確かにそれと決まっていること）を 思い定めることである。 〔『正法眼蔵』〕私訳〕 そうであれば、言句の中から則（のり）を見出し、言葉の外に善巧方便ｾﾞﾝｷﾞｮｳﾎｳﾍﾞﾝ（相手の素質や性格に応じた方法を巧みに用いて教化すること）を求め、 よくよく撈摝ﾛｳﾗｸ（…

【今日の俳句】：冬ざるる（冬） 熊眠る 穴の入り口冬ざるる 【今日の思込】：熊と仲良し… 秋田県の佐竹敬久知事が12月17日、 クマを駆除した際に、県に苦情の電話が殺到した ことを受け、『お前のところにクマを送るから 住所を送れ』との発言。 これを受けてか、 《殺すことしか考えない野蛮な議員》などと、 クマの駆除に反対する輩から苦情のメールが… 住所や電話番号はでたらめで、 実在しない地名も…… 「備考欄」に書かれた苦情は、 ・熊を虐殺して楽しいか？ ・お前ら秋田県人の野蛮さを可視化できた！ ・次の選挙は絶対に落としてやるからな！ ・熊を絶滅させて楽しいか？ ・熊の棲家を奪ってるのはお前ら人間…

古来より、「餓鬼」という存在は、貪欲と執着の象徴とされてきました。彼らは常に飢えに耐え、通らぬ欲望に苦しむ存在です。そのような彼らが、何も食さずともやせ衰れているのは周知の事実です。それにもかかわらず、何がしかの自己制御や自己犠牲を自慢するのは、愚かしさの極みと言えるでしょう。仮に見かけ倒しの行為を、それが大義であるかのように喧伝することで得られるものは、真実の理解や本当の自身の成長ではありません。仏教徒として大切なことは、他者との比較や無意味な誇示を避け、自らの内面を静かに見つめ直すことです。空虚な自慢や虚栄は、我々の本質を遠ざける罠に過ぎず、真実に近づくための障害にしかなりません。本当の修…

昨日のS家での遺伝子易経勉強会、 今日はKちゃんとゴッドシールの学びの時間を 持たせてもらい、どちらにおいても 仲間同士のシェアから化学反応が起きて 昨日の誰かの気づきが、今日の気づきに繋がる 喜びの連鎖を味わうことができました😊 昨日は、感情の扱い方の話になり 結末を勝手に期待して自分を抑えるよりも しっかりやり切る方が健全だなと思えました。 その一連の話を受けて、今日は 「感情を自分にしっかり染み込ませて感じる」 という話になり、悲しみや怒りなど ネガティブな感情は自動的に、そして必要以上に 染み込んでいく回路ができているけど、 楽しさや喜びについては馴染みが薄くて 扱い方が下手だという話…

ショーシャンク様 こんにちは。 前にマニカナのコメント欄で会話させて頂いた大和（ヤマト）です。 >すべての宗教は、その組織が大きくなればなるほど腐敗します。>ほとんどの宗教の最初期はほぼ例外なく美しい。>しかし、組織がきっちり出来上がり、規模が大きくなり、資産が増えてくると、その組織を維持しなくてはいけないという宗教の本来とは正反対の自己保身、自己拡張の方に進んでいきます。>そして、組織、教団の正当性、優越性をアピールするのに必死になります。>ここにおいて、最初期の宗祖の真意からどんどんかけ離れていく。>仏陀とその直弟子の時代の原始仏教と根本分裂以降の部派仏教もかなりかけ離れていきます。 釈尊…

はじめに 人生の意味を探し求める——それは古今東西、人類共通の永遠のテーマです。ノーベル文学賞作家ヘルマン・ヘッセの傑作「シッダールタ」は、まさにこの普遍的な問いに挑んだ作品です。古代インドを舞台に、一人の青年の精神的成長を描いたこの小説は、出版から100年以上を経た今もなお、世界中の読者の心を捉え続けています。 「シッダールタ」は単なる物語ではありません。それは私たち一人一人の内なる旅路を映し出す鏡であり、自己探求と悟りへの道標なのです。本作では、主人公シッダールタの波乱に満ちた人生を通じて、真の幸福とは何か、人生の意味をどこに見出すべきかという根源的な問いに迫ります。 本記事では、「シッダ…

昨日の続き・・・というか、昨日を引きずっている。 司馬さんが言われた「無為にして化す」から入りたい。「無為」である。金谷治『老荘を読む』（大阪書籍）では「ことさらなわざとらしいことはしないこと」と言っている。人間の営みとして生み出されてきた文明文化（わざとらしいこと）を否定する、これが「無為」という思想なのかな？ますますわからなくなってきた。 岡先生は「“無為にして化す”は老荘の無であって、禅のいう無ではすでに足りません。禅のいう無はその下に置くべきです」と言われる。禅を善しとする永平寺門徒のワシャとしては、禅の思想が「老荘の下」と言われると、やや懐疑的にならざるを得ない。では、岡先生の言われ…

今日も１日１愛光に感謝～ありがとうと言われる愛ある行動を心がけます。 世界の人民の幸せを願い思いやりの気持ちを忘れない24時間を過ごします＾＾ 車を乗る場合は譲り合いの気持ちを大切に誓います 「歴史的な人類最後の最終戦争です。後で誇れる自分になるために勇気を出して行動を起こしています 大覚醒がやってきました、地球人の覚醒によって黄金時代は早くも遅くもなります。 グラウンディングの方法 オーラの癒し 脊椎の浄化方法 紫の炎を人生に活かすための9つのステップ ハイアーセルフと繋がるワーク１章～４章 マスクの危険性 地域社会のリーダーの皆様へ 金融リセット時、民衆の安全と健康維持のための計画 こちら…

ある宗教者や文化人について、「この人はブッダと同じことを言っているのでは？」と質問されることが時々あります。そう質問したい気持ちはわかりますが、私としては「ブッダと同じといえる人はいません」と答えるほかないのです。というのは、まず真理に照らし合わせてみると、二人目のブッダ（正等覚者）は現れないからです。しかし、世の中には人の役に立つことを語る人々は確かにいるし、道徳的で無執着な生き方を提唱している人々もいます。そういう人が、理性的で誰でも確かめることができる内容を喋ったり書いたりしているならば、信頼できると感じるのは当然でしょう。 いろいろな分野で一流とされる人々が、その過程で学んだ人生観を語…

自己を措定する事は重要です。何も難しい事ではありません。 漠とした不安が恐怖となり、心に取り憑く病となります。死や、なってもいない病気。生活不安やお金の不安。 人は老いてくると、これらに自己を措定しがちです。先ず、死は自ずとからやって来ます。いつか分からぬ未来からやって来ます。別に何もせず、何も考えずに待っていれば良い。 未来に期待しても仕方ないこと、未来に期待して自己措定することもありません。 病気も事故も勝手にやって来てしまうもの。最低限のリスク管理は必要ですが、考えても仕方ない。キリュケゴールは病気への恐怖心が「死に至る病」だといいます。 お金もそうです。無いものはない。世の中が変化しよ…

禅とは、心の平安と洞察を追求するための修行法です。 日本の伝統文化の一部として広く知られていますが、その影響は世界中に広がり、多くの人々に精神的な成長とリラクゼーションの道を提供しています。 この記事では、禅の基本的な概念、実践方法、そしてその深遠な効果について探っていきます。

今住んでいる アパートの外壁工事をしている 窓にも透明なビニールシートが 貼られ始め 窓を開けることができず 家にいるのが とても息苦しい😅 外壁高終わるまで この状態なのだろうか 講座の予定表確認したら あと1週間は こんな感じ 困る、、、😒 その困ったを 伝えることって 大切だなと感じた 自分の困りごとでもあり 相手に対してでもある 周りとの関わりで 愚痴や怒りになってしまうのは 本当は困っていることを 困っていると気づかずに 溜め込んでしまうことで どこかで爆発してしまうのだ💥 困りごとは 私のことばかりでなく 周りの誰かの言動や 行動に 私が困る ということになる 誰かに親切にされるこ…