先日、そらともプロジェクトオンライン連続講座 第5期「共に生きる社会へ〜インクルーシブを『自分ごと』として考える」という、熊谷晋一郎先生の講座に参加した。そこで考えたことや感想を書いてみる。 一つ目は、障害の社会モデルについて。 医学モデルから社会モデルへの移行ということは何度も耳にしたことがある。本人ができていないところや足りていないところをできるようにするのではなく、現在の本人ができることを活かすため環境を変えていくということ。この社会モデルが基本的な考え方になる。 しかし、教育現場では本人ができていないところや足りていないところを伸ばしていくことに力を傾けがちである。それは学校教育の特性…