あらすじ 女性を頭で思い浮かべては、その内容をテープレコーダーに吹き込んでいる画家のジャック(ギョーム・デ・フォレ)。ある晩、彼はセーヌ川に架かる橋ポンヌフで思い詰めた表情をしている女性マルト(イザベル・ヴェンガルテン)と出会い、お互いのことを語り合う。 感想 「白夜」というタイトルだが、白夜のシーンはなかった、と思う。 夜のシーンは普通に暗いし、昼のシーンは普通に明るい。なんだろう。総じて、なんでもない映画で、この「なんでもなさ」が良い味出してるなぁ、と思った。理屈で考えるとよく分からないシーンもいくつかあった。例えば、主人公のアトリエに、ふらっと立ち寄って、一方的に芸術論を語って帰っていく…