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盛岡冷麺

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もりおかれいめん

岩手県盛岡市の名物。食道園が盛岡で最初に冷麺を作り始めてから2004年で50周年を迎えた。ルーツは、北朝鮮の平壌冷麺にあるが、麺の特徴などが異なる。
麺は直径1.5ミリ前後でスパゲッティほどの太さ。黄色味を帯び、透き通っている。一度にたくさんの麺を口に入れると噛み切れないほどコシが強い。はじめて食べた人はゴムのようだと感じることが多い。平壌冷麺は一般にそば粉が含まれているが、盛岡冷麺ではそば粉を使用していないことが「名産」等を名のる条件の一つにもなっている。コシについては製麺工程の作業性や、噛み切りにくいものを不得意とする人々のために幾分弱くなっている。
スープは牛骨ベースの冷たいもの。
具として、キュウリ、ゆで玉子、ナシやスイカ、よく煮込んだ牛肉・・・例えば食道園ではサガリ(牛の横隔膜)を煮込んだものをのせる・・・などが添えられる。
辛味としてキムチを入れて食べる。小辛、中辛、大辛、激辛など辛味の量によって段階が設定されている店もあり、初めての人には「別辛」と呼ばれる辛味が別に添えられてくるものがお薦め。冷麺の味を左右するキムチ自体が発酵食品であるがゆえ、同じ店であってもキムチの醗酵具合で味が異なる場合がある。

  • わんこそば、じゃじゃ麺と合わせて、「盛岡三大麺」と称する向きもある。また、「盛岡冷麺は郷土食だが、わんこそばはツーリスティックなもの」とするテキストもあった。
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