まもなく1月17日がやってきます。 1995年午前5時46分に発生した「阪神大震災」は、今年で発生から30年となります。 私は当時、大阪南河内郡の平屋の借家で暮らしていました。起床時間の少し前。まだちょっと寝ぼけていたその時、地面から「コツン」と突き上げられるような軽い衝撃で「?」となりました。「なんで地面から突き上げられる?そんなわけ…」と起き上がろうとした時、「ドドドドドドドドドド」と、おびただしい頭数の野生動物が一斉に大地を走り回るような地鳴りが地面のほうから聞こえ、「ガタガタガタガタ」と揺れはじめました。 「地震や」と、とっさに玄関のほうへ行き戸を開いた時、まだ暗い時刻のはずなのに、は…