こんにちは。 「禅定(ぜんじょう)」という仏教用語があります。 坐禅や瞑想において、精神を集中し雑念を払った状態です。単に「禅」とも言われ、自我を無にすることで、おおいなる智慧を得るともされています。 私はここ最近、この「禅定」が登山の意味もある事を知りました。登山を嗜む私としては、これは、なかなか衝撃でした。 なんでもその昔、霊山と呼ばれる山々では山岳信仰が起こり、登山自体が修行とされ、「禅定」「禅定道」などと呼ばれるようになったそうです。 例えば、石川県の白山、富山県の立山、山口県の禅定寺山があるそうです。 もちろん、現代においても山岳信仰や修験道というものは連綿と続いていますし、私も山々…