レジデント・オーケストラである東響が毎年開催している大晦日の名物コンサートだ。いつもなら「秋山和慶」の名前が輝いているはずなのだが、誠に残念なことに秋山さんは昨年のこのコンサートを最後に突然世を去ってしまった。そこで今回はジョナサン・ノットがその音楽監督としての最後の仕事としてこのコンサートの指揮をかって出た。題して「秋山和慶トリビュート」。最初は鉄道好きの秋山さんを偲んでヨハン・シュトラウス2世のポルカ「観光列車」作品281。軽快なノットの捌きが心地よいスターターとなった。次はバリー・グレイス作曲ジョナサン・ノット選曲・監修の「ザ・ベスト・オブ・サンダーバード」。これは1965年に英国で作成…