最近は、ブームが過ぎつつあるのか、「ウクライナからの避難民が日本で暖かく歓迎されています」というような美談に接する機会が少なくなった。 そもそも、日本の難民認定率は1%未満と、先進国の中では際立って低く、事実上、「受け入れませんから」と言っているのに等しかったはず。アフガニスタンの人々やクルド人、ミャンマーのロヒンギャ、民主運動家など、アジア圏からの難民申請者は訴えを認められず、入管に収容されて非人道的な扱いを受けることも少なくない。聞いたところでは、入管というのは戦前の特高警察の流れをくむ組織で、かなりの人でなし体質らしい。最近、法務省のウェブサイトに「外国人の人権を尊重しましょう」というペ…