カーボンニュートラル社会の実現に向け、究極のクリーンエネルギーとして期待される「水素」。その中でも、体積を800分の1にでき、大量輸送・貯蔵に適した「液体水素」の輸送を専門に担う、日本液体水素株式会社。水素事業のパイオニアである岩谷産業グループの中核物流企業として、来るべき水素社会のサプライチェーンを支える同社の第13期(令和7年3月31日現在)の決算公告が、2025年6月17日付の官報に掲載されました。日本の未来を運ぶ同社の経営状況と、その事業が持つ大きな可能性について考察します。 20250331_13_日本液体水素決算 第13期 決算のポイント(単位:百万円)資産合計: 275 (約2.…