文化8年(1811年)。5月。5月1日、国入り初めての御家中各御礼を行う。ただし、この日は両家衆から大御番組までが出仕する。差上物は大家、礼剣の者どもが太刀・馬代、その他御礼銭100疋。御船方与力以下は。4日、御馬廻組以下が御礼を行う。5日節句、御祝儀に出仕する。昔の同心衆を今は寄合組という。近年御直(直参)となったので人数が多く、出仕席がいっぱいとなり、1日は何役まで、15日、28日にも同様。五節句もこれと同様に出仕することになるので、この日は御役出し(役目)の者では、大御番組一番から四番まで出仕する。この度御礼の差上物は当日書付で持参し、3日以内に平田所(御用両替所)へ持って行って端書(祝…