「自然数」という概念を理解している人は、自然数の命題が正しかったり、誤っていたりするときに、その理由を挙げられるはず。 つまり、自然数の命題の真偽に対して、適切な正当化を行えるはずです。 ということで、「自然数」という概念の理解に、・何が自然数に含まれるかだけでなく、・どういう命題が真となるかみたいな要素を多少なりとも適切に判定できることが必要だと考えたときに、どういう事象に遭遇するかを書きます。 元ネタはダメットの「ゲーデルの定理の哲学的意義」です*1が、当然ちゃんと理解していないし、ロジックの知識も大してないです。 *1:Dummett, M (1963)"The Philosophica…