11日の日経平均株価は小反発して、3万2203円(前日比13円高)で引けとなりました。 朝方は、米国株高や昨日までの続落した反動もあり、上げ幅は一時280円近くに達しました。しかし、時間外取引で米長期金利が低下するとともに、東京外国為替市場では円が対ドルで一時140円50銭台まで上昇して、これを受けて、先物主導で下げに転じ、110円超下落する場面もありました。 明日の東京株式市場は、神経質な展開が予想されます。 12日に発表される米6月CPI(消費者物価指数)を控えて、積極的な売買は期待しにくい状況ですが、足元では円高が進行しており、引き続き為替にらみの動きとなりそうです。 海外投資家を中心に…