祝日前20日の日経平均株価は大幅に反落して、2万6945円(前週末比388円安)と安値で引けとなりました。 米国株安を受けて売りが先行した後は、スイスの金融最大手UBSが、経営危機に陥ったクレディ・スイス・グループを買収することで合意したことが支えとなり上げに転じる場面もありました。ただ欧米の金融システム不安への警戒感は残り、円高・ドル安も重しとなったことで再び軟化しました。 明日の東京株式市場は、神経質な展開が予想されます。 21-22日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えていることもあり、見極めたいとの空気が広がる可能性があります。テクニカル上では、日経平均はほぼ2カ月ぶりに心理的…