漫画ドラゴンボールに登場する異空間。神の神殿の中にある。真っ白で何も無い世界。時間の流れが外界とは違い、外界での1日が、この部屋の中では1年(365日)に相当する。短期間でパワーアップできる、修行に最適な環境。転じて、部屋にこもってトレーニングすること、缶詰になって勉強すること、自分の部屋に引きこもってネットやゲームをしていると時間があっという間にすぎてしまうこと。
シャワールーム、トイレ、ベッドルームがある。食料も完備。また、伸びた悟飯の髪を悟空が切ってあげていたことから、ハサミも置いてあることが推測される。
幼少期、23回天下一武道会出場の際、非常に背が伸びていたことから、この大会前に入っていたと推測される。修行の成果があってか、マジュニアを倒し、初優勝を飾る。
セルゲーム前に入室。第二形態のセルを圧倒し「スーパーベジータ」と名乗るほどに。
髪と背が伸びる。スーパーベジータを超えるパワーを手に入れ、マッチョに。
髪が伸びる。スーパーサイヤ人に目覚める。悟空とともに、スーパーサイヤ人でいることが通常でベストな状態になる。後に秘めた力を開放し、セルを倒すまでの戦士となる。
セル戦で修行する際、悟空が「だけど定員は二人までだ。時間がねぇからお前(ベジータ)はトランクスと一緒にはいってもらうぞ」と明言したが、その後魔人ブウ戦で、ピッコロ、悟天、トランクス、ブウの4人が入室。この矛盾は長らくネット上で指摘されていたが、作者である鳥山明氏が「ブウ編までに何度か改良されたため」とコメントしたとの情報がある。
この「精神と時の部屋」の登場以降、ドラゴンボール以外の漫画や実生活において、厳しい修行、鍛錬の場を「精神と時の部屋」と勝手に名称付ける文化が生まれた。
今年もはてなインターンが精神と時の部屋状態だった件:http://d.hatena.ne.jp/yuku_t/20100829/1283042604
まるで『精神と時の部屋』ボリビアのウユニ塩湖の反射率がハンパない:http://www.yukawanet.com/archives/2726870.html