ごまウシは、認知症の診療を行っているとは言え、精神科の診療を行っていることには変わりありません。そのような中で、日頃気になることとしては、診察時間です。 診察時間の講釈は、必ずしも、診療の質を反映しているわけではないのは確かですが、質の担保のためには時間は必要と思われる部分があります。特に、薬物療法が安定しているわけではない方、薬物療法よりも日々の生活上の指導、傾聴なども含めた精神療法が主の場合です。 ごまウシは効率がいいわけではないため、診察は余計にかかってしまうところがありますが、それでも、実情として、10分に一人の割合で診療するように電子カルテ上のスケジュールは組み込まれています。この時…