中国で、住宅購入者のローン支払い拒否が、続出しています。 不動産会社の建設資金不払いで、工事が中止となり、物件引き渡しのめどが、立たないことが理由です。 不動産会社の経営悪化に拍車がかかり、1,870億ドル(約25兆円)あるとされる、不動産会社の外貨建て債券のデフォルトリスクが、再び、高まっています。 「9月末までに工事を再開しなければ、全ての購入者が住宅ローンの返済を停止する」と7月15日、上海郊外の浦東新区のマンション「君御公館」の購入者は、こう表明しました。 工事現場は、コンクリートの骨組みが放置され、人けがないままで、期限の9月引き渡しは、絶望的な状況です。 主要売主の1社である華夏幸…