さて、引き続き精神科診療について向き合ってみたいと思います。 ごまウシは日々精神科診療というものに向き合っております。昨日表現をさせていただいた「身体科」との違いを踏まえて日々思う気持ちについて触れてみたいと思います。 ごまウシも一応医師免許を保有して診療を行っておりますが、少しは、行うことはありますが、身体に働きかける治療というものは、本当に限られています。 私が、最近行ってきた者としては、心肺停止した患者への蘇生と気管内挿管。中心静脈栄養の為の点滴の留置、褥瘡(床ずれ)の壊死組織に対して切開、切除と言ったところでしょうか。しかし、これはめったに行わない処置になります。多くの精神科医はこれを…