『ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング』 この本は、単なるスポーツ論や精神論ではなく、「勝つ組織をどう設計するか」を徹底的に言語化した一冊だと感じた。 ラグビー日本代表を歴史的勝利へ導いたエディー・ジョーンズの思考は、努力や根性といった曖昧な言葉に回収されない。 むしろ本書で語られるのは、 「努力を成果に変えるための構造」 と 「勝利に向けた思考の習慣化」 である。 印象的なのは、エディーが一貫して 「ハードワーク=長時間・根性」だとは定義していない点だ。 彼にとってのハードワークとは、 目的から逆算された準備を、誰よりも高い基準で、 誰よりも徹底してやり切ること。 そのためには、選…