これまでのブログで、一人を選ぶ選挙では、日本で一般的に行われている、比較多数を当選とする方式よりも、自民党総裁選挙のように、上位二者による決戦投票を経る方が、より民意を反映でき、すぐれていること。しかし、上位二者による決選投票も、決して完璧ではなく、イギリスの保守党党首選挙のように、最下位者1人を排除しながら、過半数獲得者がでるまで、何度も選挙を繰り返す方式のほうが、さらに丁寧に民意を問うており、すぐれていること。をお話ししました。ところが、この方式は、やたらと手間がかかります。こんなことを一般の選挙でやるのは、ほとんど不可能です。ところが、今は光学読み取りや、コンピュータで処理することができ…