午後はもう2軒、観光をした。まずは養源院で、ハイアットリージェンシー京都(*1)の南に隣接した、浄土真宗の寺院。知られているのは「血天井」で、関ヶ原合戦の前哨戦だった旧二条城の戦いで血の付いた床板を、天井板に再利用したので血の足跡が天井に残っているという。 今回はそれを見に来たのではなく、境内にある紅葉を見たいと思っただけ。門からすでに境内の紅葉が見て取れる。門の脇で、3匹の猫がゆったり毛づくろいをしている。ここも観光客は少なく、紅葉見物をゆっくりできた。 三つ葉葵の紋が描かれた幕に向かって、紅葉のトンネルをくぐって行く。僕らのほかに、もう一人カメラを構えた人がいるだけ。修学旅行生や外国人観光…