徳川家康が天下分け目の「関ヶ原の戦い」へ向かう直前、自らの身代わりとも言える過酷な任務を託した男がいました。 その名は、鳥居元忠(とりい もとただ)。 幼少期からの絆で結ばれた二人の別れは、戦国時代屈指の感動的なエピソードとして語り継がれています。 なぜ元忠は死を覚悟して伏見城に残ったのか。 そこには、主従を超えた「50年の絆」がありました。 鳥居元忠と徳川家康を繋ぐ「50年の絆」 鳥居元忠は、家康が今川義元の人質として駿府で過ごしていた幼少期から片時も離れず仕え続けた、側近中の側近です。 苦楽を共にした「三河武士の鑑」 元忠は家康より3歳年上で、兄のような存在でもありました。 家康が三河で独…