私のファーストネームの由来が曽祖父にあるような話を母から聞いたのは中学生時代か高校に上がってからか。うる覚えではある。 その時に著書があるような事を聞いていた。 その後一度だけその本を手に取ったことがあるのは二十台の頃だったか。 未だ読書とは無縁の状態であった時だ。 親族に関心を抱くことが恥ずかしいと感じたのか、ただただ読書をすることが苦手だったのかは今考えたところでなんとも言えない。 今年、なにを思ったかその曽祖父の著書のことを思い出し実家にそれがあるのがわかっているのにも関わらずECサイトで探した。その本は既に絶版になっているのでみつからなかった。中古というキーワードを追加して探してみると…