「花御堂」(はなみどう) とは、 お釈迦様の誕生を祝う 「花まつり」の際に設置される、 花を飾った小さなお堂です。 お釈迦様が生まれた 「ルンビニの花園」を模しており、 たくさんの花で飾られています。 「花御堂」(はなみどう) の中央には、 甘茶を満たした「灌仏桶かんぶつおけ (浴仏盆よくぶつぼん)」と呼ばれる たらいのような器が置かれ、 その中に、銅で出来た小ぶりのお釈迦様の像 「誕生仏」が据えられます。 「誕生仏」は、 右手は天を指し左手は地を指す お姿をされています。 これはお釈迦様が生まれた時、七歩歩いた後、 このような恰好をして 「天上天下唯我独尊てんじょうてんげゆいがどくそん」と唱…