読んだ本 マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』堀之内出版 (2018) 鈴木綾『ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた』幻冬舎 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『資本主義リアリズム』を読んでいて感じるのは、マーク・フィッシャーがとてつもなく悲観主義者だったのではないか、ということである。しかしその思いのすべては汲み取れないが、気持ちは痛いほどわかる。 50項においては、マーク・フィッシャーは民営化が進んでいることについて述べていた。 "過去三十年間にわたって、資本主義リアリズムは教育や保険制度を含む社会の全てがビジネ…