最近、辞書にハマっている。そう言うと驚かれるだろうか。 わたしの辞書好きの起源は、小学生の頃までさかのぼる。 小学2年生の頃、辞書を初めて買ってもらった私は、それがうれしすぎて昼休みが来るたびに友達と辞書を引いて遊んでいた。校庭でみんながドッジボールをするなかで、私は図書館で友達と辞書を引いていた。 当時は「どちらが早くその単語にたどり着けるか」スピード勝負をしていた。ヨーイドンで同時に同じ単語を調べ、早くその単語が載っているページを探し当てたほうが「勝ち」だ。 純粋にゲームの道具の一つとして辞書を使っていたのだ。 その後、さらなる辞書の魅力に気づくのが高校2年生のときである。 当時東進衛星予…