【逆転力・指原莉乃】 「なんか本好きな人と友達になりたいなぁ。」 そんなことをふと思い、ネットで「読書会・募集」と検索してみたところ、数件がヒットした。 その中の、なんとな~く良さそうな募集に、なんとな~く応募してみた所。 すぐさま丁寧な返事があり、参加してみることにしたのである。 当日、指定された渋谷のやけにオシャレなカフェの重たい扉をあけると そこには、50歳前後の白髪混じりの大柄な男性が一人、ぽつねんと座っていたのである。 「こんにちわ、今日は僕とあなたの二人だけです。」 ・・・っえーーーーーーーー! 心は叫んだ。 だってさ、読書会ってさ、会(カイ)ってついてるくらいだからさ、もっとこう…